会心の一撃!? フルモデルチェンジして大成功!! 華麗なる復活を遂げたクルマ4選

車名&コンセプトの刷新でホンダ車史上最大のヒットを記録したフィット

会心の一撃!? フルモデルチェンジして大成功!! 華麗なる復活を遂げたクルマ4選
4代目フィットは歴代フィットが築き上げた優れた性能・機能をベースに、ユーザーのライフスタイルに合わせたラインナップを展開

 誰もが認めるコンパクトカーの代名詞=フィットが登場したのは2001年6月。

 スペース効率に優れたプラットフォームをベースに、2点位相差点火制御燃により燃焼効率を高めた新開発のi-DSIエンジンを搭載。

 さらに、広い室内空間、多彩なシートアレンジ、斬新なスタイリング、世界最高水準の低燃費、爽快な走りなど新しい価値を創造した1.3リッターの新型スモールカーは売れに売れた。

 2001年6月22日から11カ月17日で販売した台数は実に20万131台! ホンダの乗用車としては、オデッセイの発売21カ月目での累計販売20万台達成を上回る過去最短での20万台達成となった。

 その後も国内販売は好調に推移して2007年12月に100万台、2013年4月には200万台を突破した。

 そんなフィットは2020年2月に4代目に進化。

 日常シーンの大半をモーターで走行して低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステムのe:HEV、先進の安全運転支援システムであるHonda SENSING、新世代コネクテッド技術のHonda CONNECTなど、独創的な技術を盛り込んだモデルへと昇華した。

 しかし、フィットの前身モデルといえるロゴは……約4年半の販売期間で新車として登録された台数は20万台強。フィットの足もとにも及ばないセールスだったことは知る人ぞ知るところだろう。

 一部グレードでは100万円を切る価格に設定するなどお手頃感はあったものの、競合モデルだったヴィッツやマーチには太刀打ちできなかった。

 しかし、フィットという車名となって蘇生。ある意味、ロゴの存在(失敗)がフィットを国民的コンパクトカーに押し上げた要因のひとつになっていることは間違いないだろう。

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