■明暗差に注意!! 脳が判断できないケースも
よく言われる話で実際データによる検証もされていることだが、夕方(季節による)、特に日没後30分は以内は事故が多い。
前出の眼科医によれば、クルマに限らず、人間の目は明るさや暗さの変化に対し「順応」できる構造になっているが、この明暗差に対して視覚機能の低下を起こすとのこと。
つまり本人はそう感じていなくても脳はそれ自体を判断できないそうで、結果として物体の認識なども低下してしまうとのこと。
今回のテーマである夜間における車内から車外を見た際に「あっ、暗いな」と感じるのも明暗差に目が対応しきれていない可能性がある。
あくまでもひとつの意見(個人差も含めて)として、との断りがあったが「一度、カーナビやインパネの照度を見直してみるといいかも」とのことだ。
カーナビなどの画面の凝視は道交法的にもNGだが、車内照明を明るくし過ぎた状態で夜間走行中に前方を見た際、前述した明暗差で視認性が瞬間落ちる可能性があるので、自分が「明るいな」と感じるより照度を下げてみるのもいいだろう。
最後にひとつドライバーに良いアイストレッチを教えて貰った。
人間の目(眼球)は左右の動きに対しては敏感に反応できるが、意外と垂直方向に対しては鈍くなるとのことだ。
それはゆっくり上下に目を10回動かしてみる事。左右を10回動かした時より個人差はあるが「目の筋肉が疲れる」と感じることがあるそうだ。
実際筆者もやってみたが、まさにその通りで、左右より上下に動かす機会は少ないのかもしれない。
ただクルマの運転に関しては左右だけでは無く、信号や標識などを見る際には上下も必要だ。左右と上下では有効視野角も異なるそうだが、日頃からこれらも含めたストレッチを行うのも重要と感じた。
【画像ギャラリー】CR-Xにシビックも!! 我ら青春時代の車内は暗いのが当然だったぜ(9枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方確かにみょうに明るいよな…
せや、目瞑って運転しよっと。