■マツダ3の内装はクラス以上!
マツダ3の内装はラグジュアリーでいいですね。インパネ上面やセンターコンソールのトリムにはしっかりとソフトパッドが使われていて、質感の高さを感じます。
今回の車両はオプションのレザーインテリアですが、シートやインパネ、ドアトリムの表皮の仕上げも丁寧。ステアリングの握り感もしっとりとしていていい感触です。
マツダ3のインテリアは、200万円台という車両価格を考えたら、圧倒的にバリューが高い。天井内張のクロスの質感も高く、いい素材をしっかりと使っています。
メーターパネルは丸形メーターをセンターに置いたオーソドックスな造形ですが、視認性に優れていていいと思います。メーター表示の書体とサイズのバランスがいい。
そして先ほども書きましたが、ペダルレイアウトも変にオフセットすることはなく自然な位置。アクセルとブレーキペダルの位置関係、段差などもよく考えられていて、踏み間違えを起こしにくいし、操作感も滑らかでいいです。
またインパネのスイッチ類の配置も使いやすいし、メッキの色合いが統一されていて、カラーコーディネイトも上手で、質感を高めています。上級車の内装です。
後席の乗降性はいいですね。ドア開口部の足元は広く、足の通過性がいい。シル段差も深くないため、降車時の足の通過性も問題ありません。頭の通過性も良好です。
後席に座った際の足元は、しっかりと靴先が前席下に入るので、前方に足を投げ出した姿勢をとれるため、窮屈さがありません。座面クッションのストロークが大きく、スッとお尻が沈み込んで座り心地がいい。背もたれの高さもあり、後席の居住性は高いです。これはよくできています。
リアの荷室は、まあ車体サイズを考えれば標準的な広さです。フロアボードをめくるとジャッキとホイールナットレンチが搭載されています。最近のクルマでは珍しいです。後席を前倒させると、しっかりとフラットになります。
プリウスの荷室は、ハッチゲートの開口部の左右幅が狭く、斜めに角度がついているため、大型のスーツケースを2段重ねに積むことができません。実質的な深さが足りないのです。
トノカバーはついていません。深さがないためトノカバーをつけると、さらに荷物の積載性を損なうので敢えてオプションとしたのでしょうか? 後席の分割可倒はフラットになりますが、床面はかなり高いです。
【画像ギャラリー】何よりもスタイルを優先したトヨタ プリウスとクラス以上の内装でラグジュアリー感を演出するMAZDA3(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方プリウスとマツダ3との構造上の違い。
おもしろかったし、ためになりました。
たしかにマツダ3のペダルは操作しやすかったなあ。