ポルシェ乗らずに運転卒業もったいない!? 比較的お手頃なミドシップポルシェを中古で狙う!!

■現実的選択肢その3……2代目ポルシェ ボクスター

2代目ポルシェ ボクスター 2004〜2012年
2代目ポルシェ ボクスター 2004〜2012年

 初代ケイマンよりひと足早く登場した2代目のボクスター。ベースグレードの「ボクスター」は2.7L、「ボクスターS」は当初3.2Lの水平対向6気筒エンジンを搭載し、途中から3.4Lに拡大。そしてケイマンと同タイミングでマイナーチェンジが実施されて3.4Lエンジンが直噴となり、ATは7速PDKに進化。

 こちらも初代ケイマンとおおむね同様の理由により、狙い目は後期型PDKということになる。その際の車両価格は「350万円くらい」というのが目安となるはず。「できれば6速MTの物件を探したい」という気持ちもあるかもしれないが、残念ながら後期ボクスターのMT車は流通量が極端に少ない。

●新古車価格
・前期型ボクスター 6MT:230万~390万円
・前期型ボクスター ティプトロニックS:200万~320万円
・後期型ボクスター 6MT:330万~410万円
・後期型ボクスター PDK:240万~400万円

●ローン試算(2011年式ボクスターPDK)
・車両価格:3,600,000円
・頭金:600,000円
・支払回数:84回
・金利:1.9%
・ボーナス月加算:0円
・毎月支払額:38,170円

●狙い目:後期型ボクスター PDK

【番外コラム01】ポルシェを「青空駐車」にしても特に問題はないのか?

屋根付き車庫に置くのがもちろんベストではある。青空駐車をする場合はこまめにケアをしてあげたい
屋根付き車庫に置くのがもちろんベストではある。青空駐車をする場合はこまめにケアをしてあげたい

 最新世代の911GT3 RSや、今や超絶希少価値を発揮しているナローポルシェ(初代911)などを青空駐車する人はいないと思うし、現行世代の普通の911カレラなども、青空駐車には心理的な抵抗を強く覚えるだろう。

 だがそれ以外のポルシェであれば、青空駐車であっても特に問題はなく、実際、筆者の自宅近隣ではマカンなどがわりと普通に青空駐車されている。

 もちろん治安が悪いエリアでは決しておすすめできないし、普通のポルシェであっても「心理的な抵抗感」はあると思う。

 だがポルシェだからといって塗装が弱いわけではなく(むしろ強い)、必ずイタズラされるわけでもない。サンシェードで内装を守り、できればボディカバーも使うようにすれば、基本的には問題ない。

【番外コラム02】往年の「FRポルシェ」は今どうなっているのか?

こちらはポルシェ928。現在、走行少なめのワンオーナー車には700万円以上の値札が!
こちらはポルシェ928。現在、走行少なめのワンオーナー車には700万円以上の値札が!

 さすがに924は激少だが、それ以外のFRポルシェはそこそこ流通しており、中古車価格も意外と高い模様。944ターボは300万円以上、928は400万円以上だ。地味に盛り上がってる!

【画像ギャラリー】ちょっと待って!! 運転卒業はポルシェに乗ってから!! 718ケイマン&ボクスターを写真でチェック(14枚)画像ギャラリー

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