■軽は丸目が多い
軽自動車に丸目が多いのがわかる。スズキの軽を見ると、丸目率の高さに驚かされる。ハスラー、ジムニー、スペーシアギア、アルトラパン、そしてワゴンRスマイルと、5車種もある。
このうち最初に登場したのは、2014年のハスラーだった(ラパンは初代から一部が丸目で、2015年登場の現行モデルから本格的な丸目)。
逆に丸目じゃないスズキの軽は、アルト、エブリィワゴン、スペーシア、ワゴンR、ワゴンRスティングレーと、同じく5車種。スズキの軽の半分が丸目。
現在、ヘッドライト形状の主流は異形のツリ目系。丸目はかなりの少数派だが、丸目のクルマは、それだけで存在感があり、平均すると売れ行きもいい。
ここでなぜ丸目にするのか考えてみた。軽自動車は女性ユーザーが多いことで知られるが、やはり丸目にすると、愛着が沸いてのほほん、ホンワカした癒し効果があるので、人気なのだろう。
たしかにムーヴキャンバス、アルトラパンはペットのような可愛らしいキャラクターで、実際に乗ってみてもホンワカした気分が心地いい。
デリカミニが大ヒットしているのは、こじつけかもしれないが、ヘッドライトが丸型(半円だけど)だからじゃないかと思ってみたり……。
コメント
コメントの使い方N-WGNの標準モデルも忘れないで…
丸目=ヒットならば、もっと売れていいクルマはたくさんあるはずだが……(苦笑)
もっとも、柔和な印象を与えるのがプラスポイントなのは確かで、昨今の昭和レトロブームの影響もありつつ、細目吊り目オラオラ顔へのユーザーの反発を察知してのものとも読み取れる。