売れる法則なのか!? 丸目ヘッドライトのクルマが増えている理由

■丸目の中身も視力検査のような一部が欠けたデザインも

新型N-BOXの標準車。ヘッドライトは丸目
新型N-BOXの標準車。ヘッドライトは丸目

 丸目といってもヘッドライトカバーが四角かったり、異形だけど中身はちゃんと丸目になっているクルマもあるが、最近では、横、上とどちらに向いているか聞かれる視力調査表のように、丸い部分が欠けているタイプもある。

カバーで覆われているがヘッドライトの中身は丸目。スモールランプの左右が欠けているデザイン
カバーで覆われているがヘッドライトの中身は丸目。スモールランプの左右が欠けているデザイン

 新型N-BOX、N-VAN(一部)は丸形の両脇が欠けているタイプがある。フェアレディZも半円形を合わせたデザインだが近いといえば近い。

欧州ではDRL(デイタイムランニングライト)が義務化されておりこれを点灯することでクルマのデザインが完成される。また昨今のLED化でデザインの自由度が広がったのも丸目が増えた要因(写真はランドローバーディフェンダー)
欧州ではDRL(デイタイムランニングライト)が義務化されておりこれを点灯することでクルマのデザインが完成される。また昨今のLED化でデザインの自由度が広がったのも丸目が増えた要因(写真はランドローバーディフェンダー)

 ランドローバーディフェンダーはヘッドライトそのものは円形だがスモールランプは上の3分の1ほど欠けている。このスモールランプ部分をもっと太くしてやや吊り目にしたのが三菱デリカミニのヘッドライトだ。

デリカミニのヘッドライト。丸型のスモールランプの上の部分のがない半円タイプだ
デリカミニのヘッドライト。丸型のスモールランプの上の部分のがない半円タイプだ

 極めつけはポルシェ911(992型)のLEDマトリックスヘッドライトだろう。ヘッドライトカバーは丸いが、中を見ると小さいLEDが4つ配置されているのがわかる。

ポルシェ911といえばカエル顔(カエル目ヘッドライト)に馴染みが深い。エンジン水冷化の996で1度だけ丸目を涙目に変更したが997で丸目に戻り、以後ポルシェは伝統のアイデンティティを守り続けている(写真は992型)
ポルシェ911といえばカエル顔(カエル目ヘッドライト)に馴染みが深い。エンジン水冷化の996で1度だけ丸目を涙目に変更したが997で丸目に戻り、以後ポルシェは伝統のアイデンティティを守り続けている(写真は992型)

 丸目のヘッドライトといっても実にさまざなものがある。あなたはどの丸目が好きですか? 

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