■その源流はレガシィグランドワゴン→ランカスター→レガシィアウトバックにあり
そうなればSUVラインナップの拡充を掲げるスバルが、レヴォーグをSUVに仕立てる意味合いは充分にあったと言える。つまり、レヴォーグレイバックは顧客の声そのものから生まれてきたモデルだと言っても過言ではないだろう。
考えてみれば、レヴォーグはもともとレガシィツーリングワゴンの後継モデルとして2014年に初代モデルが登場。現行型2代目は2020年に登場したのだが、源流ともいえるレガシィアウトバックの先祖は2代目レガシィに追加設定されたグランドワゴンであり、その後は3代目レガシィでランカスター、4代目レガシィ以降アウトバックとして設定されてきたルーツを持つ。
つまり、レヴォーグレイバックはレガシィアウトバックの弟分的な存在として生まれてきたのだ。ほぼ、現行型レヴォーグに近いサイズで誕生するレヴォーグレイバックは、スバルSUV群のなかでもかなりニッチなターゲット層を睨んでいるはず。
レヴォーグレイバックが誕生することにより、ひょっとしたら今後、日本市場でレガシィアウトバックが販売を終了する可能性がないともいえない。ただ、それはレヴォーグレイバックの今後の売れゆきに大いに左右されるだろうと推測できる。
間もなく正式に先行受注が開始されるレヴォーグレイバックの動向に注目しておきたいところだ。
【画像ギャラリー】どう変わる? レヴォーグレイバック登場によってSUBARU SUVの階層に何が起きるのか?(19枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方