■2代目はキープコンセプトで登場し、3代目で消滅
プリメーラは1995年に初めてのモデルチェンジを行った。初代が好評だったため2代目はキープコンセプトで登場している。ホイールベースを延ばし、リアサスペンションを変更して快適なファミリーカーに生まれ変わった。
だが、新鮮味がなかったのか、販売はそれなりにとどまっている。そこで2001年に登場した3代目は、デザインを大きく変えた。
が、ルノー傘下に組み込まれて日産が元気を失っていた時期だったこともあり、販売は伸び悩んだ。プリメーラは3代目で消滅し、いつしか忘れ去られている。
これ以降、日産からはハンドリング性能がよく、パッケージングにもこだわったFFセダンが誕生していない。
100年に一度の大変革機と言われている今、衝撃のデビューを飾った初代プリメーラの再来を、多くのクルマ好きと日産ファンが期待しているはずだ。
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