1990年代、ダントツ人気だったレガシィツーリングワゴンを筆頭に、ホンダアコードワゴン、トヨタカルディナ、日産アベニール、三菱レグナムなどの名車が続々と登場し、一大ブームを巻き起こした、ステーションワゴン。このワゴンにハイパワーエンジンを積んだスポーツワゴンカテゴリも、当時は盛り上がりをみせており、なかでも、日産が1996年10月に発表したスカイライン譲りの走りを備えたラージワゴン「初代ステージア(WC34型)」は、語りつがれる名車のひとつ。その初代ステージアに、1997年10月に追加されたのが、あのGT-Rのツインターボエンジンを搭載したことで一世風靡した「オーテックバージョン260RS」だ。
文:吉川賢一
写真:NISSAN
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