ランクル250に搭載確実で名機なるか!! 期待の2.4Lターボハイブリッドは クラウン/ヴェルファイアとは違うぞ

よくぞ聞いてくれました!! エンジン担当者が満を持して解説

 これはパワートレーン開発を担当した北井慎也パワートレーン製品企画部主幹が「よくぞ聞いてくれました!」というドヤ顔で説明してくれたのが印象的で、こちらとしても「相当力を入れて開発したのだな」ということがビシビシと伝わってきたのでありました。

T24A-FTSはボア87.5㎜、ストローク99.5㎜で総排気量2393㏄の直列4気筒。エンジンの直後にクラッチを介してモーターを配置する。システム出力330ps、システムトルク43.6kgmを発揮
T24A-FTSはボア87.5㎜、ストローク99.5㎜で総排気量2393㏄の直列4気筒。エンジンの直後にクラッチを介してモーターを配置する。システム出力330ps、システムトルク43.6kgmを発揮

「型式名はT24Aでクラウンなどに搭載するものと同じですが、ランドクルーザーに搭載するためにはタフさが求められます。一般的な乗用車用とは耐久基準がワンランク以上異なっています」と北井主幹。過酷なラフロードを走る使用環境から、振動や衝撃に対すして特に高い耐性が求められるのだ。

エンジン開発を担当する北井慎也パワートレーン製品企画部主幹。ランクル用T24A-FTSの「違い」を熱く語ってくれた
エンジン開発を担当する北井慎也パワートレーン製品企画部主幹。ランクル用T24A-FTSの「違い」を熱く語ってくれた

 そのためシリンダーブロックやヘッドはランクル用に新たに設計したという。ターボチャージャーも専用設計となっている。さらに細かい部分も含めれば50%程度のパーツが新規設計だという。

ランドクルーザー250の日本発売は来年5月か? 2.4リッターターボハイブリッドの追加は早くとも2025年以降となろう
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 さらにモーターやバッテリー、インバーターといった電子部品の耐久性や耐衝撃性の向上もランクル搭載への大きな課題になったという。そのため、今回のハイブリッドパワーユニットはランクル250に搭載する前提で開発を進め、まずは北米専売のタコマに先行搭載をして、市場での使用環境のなかで耐久性や信頼性を徹底的に確認。満を持してのランクル搭載なのだという。楽しみだ!!

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