よくぞ聞いてくれました!! エンジン担当者が満を持して解説
これはパワートレーン開発を担当した北井慎也パワートレーン製品企画部主幹が「よくぞ聞いてくれました!」というドヤ顔で説明してくれたのが印象的で、こちらとしても「相当力を入れて開発したのだな」ということがビシビシと伝わってきたのでありました。
「型式名はT24Aでクラウンなどに搭載するものと同じですが、ランドクルーザーに搭載するためにはタフさが求められます。一般的な乗用車用とは耐久基準がワンランク以上異なっています」と北井主幹。過酷なラフロードを走る使用環境から、振動や衝撃に対すして特に高い耐性が求められるのだ。
そのためシリンダーブロックやヘッドはランクル用に新たに設計したという。ターボチャージャーも専用設計となっている。さらに細かい部分も含めれば50%程度のパーツが新規設計だという。
さらにモーターやバッテリー、インバーターといった電子部品の耐久性や耐衝撃性の向上もランクル搭載への大きな課題になったという。そのため、今回のハイブリッドパワーユニットはランクル250に搭載する前提で開発を進め、まずは北米専売のタコマに先行搭載をして、市場での使用環境のなかで耐久性や信頼性を徹底的に確認。満を持してのランクル搭載なのだという。楽しみだ!!
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