■渋滞解消の努力
高速道路各社は渋滞予測だけではなく、渋滞を軽減しようとあらゆる努力をしている。
上り坂やサグ部では速度回復を促す表記をしたり、進行方向に移動するように光を点滅させるペースメーカーライトを導入したりして速度低下抑制や速度回復支援などを実施している。
また、トンネルの暗さを軽減やプロビーム照明(非対称照明)の導入により先行車の影が変化せずに、同じように見え続けるような工夫がされている。他にも渋滞解消に対する創意工夫がされているのだ。
実は多くのドライバーに実感しやすい形で渋滞解消に効果を発揮したものがある。それはETCだ。
実はETCが普及するまでは交通集中による渋滞理由の第1位は料金所での渋滞だったのだ。これがETCの普及が進むことにより、現在では料金所部分での渋滞はほぼ解消されたのだ。
今後も渋滞解消に対する研究と各種システム・メカニズムの導入はされていくことだろう。未来の高速道路はどのような姿になっているのだろうか。楽しみな要素の1つである。
【画像ギャラリー】7割は自然発生の高速道路渋滞……高速道路各社が対策する渋滞解消への取り組み(7枚)画像ギャラリー
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