■米国では「Hな映画」を想起させてしまうざんねん車名!? トヨタ 初代セリカXX
●ラグジュアリーな大人の高級車……とは受け取れません
初代トヨタ セリカXXは4気筒版セリカの上級車種として、6気筒エンジンを搭載して1978年に登場したGTカーです。
「XX」という車名は「ダブルエックス」と読みます。なんだかカッコいい響きですよね。
しかしアメリカでは当時、「X」というのは映画の成人指定の度合いを示すアルファベットでした。
そのため「これはまずい!」ということで、北米向けを含めたすべての輸出用セリカXXは「SUPRA(スープラ)」へと車名を変えて販売されたのでした。
・発売年月:1978年4月
・エンジン種類:直6 SOHC
・総排気量:2563cc
・最高出力/最大トルク:140ps/21.5kgm
・全長/全幅/全高:4600×1650×1310mm
・車両重量:1180kg
・諸元記載グレード:2600・G
●ざんねん度:★★★★★
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コメント
コメントの使い方次ページに送る気も起きない単なるトヨタへの中傷記事。
セリカXX
懐かしいですね。私はマイナーチェンジ後の2.8Gを所有していました。当時としては先進の4速AT、オートドライブ、ヘッドランプクリーナー、ハンディマップランプ、エンジンルームにもマグネット付きのランプも装備してあって、内装色もボディカラーによって違うなど、かなり凝った作りでしたね。確かポロホワイトにはえんじ色、ブラックにはベージュの内装だったかな。
カムリはなくなってしまい悲しいですね。最近のトヨタ車のなかでは綺麗なデザインだったのでいつかほしいなと思っていましたが…。セリカXXのデザインはスタイリッシュでいいですよね。トヨタの車って、最近ほどデザインがおダサい気がします。
むしろ外野から見たら、カムリが北米で大成功し続けたのが意外すぎて、強かなトヨタを再確認しましたよ。
カローラも現行型とGRカローラでブランド再構築を成功させてますし(私目線ではカッコよさ優先で荷室狭くなって疑問ですが、購入層の若返りは確かに凄い)
これで佐藤社長が進めるセリカ復活まで行ったら、他の立つ瀬がないくらいです。