■アコードだってまだまだ元気! 各メーカーのセダン事情
クラウン以外の注目最新国産セダンがホンダのアコード。2022年11月に北米で新型モデルが公開され、2023年に販売開始。日本国内でも2024年の発売がアナウンスされている。
この新型アコードでは、2023年10月にホンダのタイ法人からシリーズ初の「RS」モデル発表された。
既存のモデルに比べてスポーツ志向の強いグレードとなるRSの発表は、停滞気味ともいわれるセダン市場の新たな追い風になる可能性もある。
すでに日本国内でも新型アコードの先行情報サイトは公開されており、注目も高まっている。現在のホンダでは貴重な4ドアセダンの健闘を期待したい。
現在の国内メーカーでは、日産 スカイライン、マツダ 3&6、スバル WRX S4、トヨタ MIRAIなどが現行4ドアセダンのラインナップになる。
最盛期を考えると、各社1、2車種のみというのがさみしいが、それでもセダンが消滅したわけではないことに希望が持てる。
■モビリティショー2023で登場した注目のセダン
最後は2023年10月28~11月5日に開催されたJAPAN MOBILITY SHOW 2023に展示された注目セダンと、市場への登場が期待されている新型セダンを紹介していこう。
●BYD シール
中国のBYDがリリースした電気自動車(EV)の4ドアセダンがシール。
動力用のバッテリーを車体構造の一部にとり入れるなど先進的なテクノロジーを採用したEVのシールは、右ハンドルの日本国内仕様が2024年春に発売されることが発表となった。
●アフィーラプロトタイプ
ソニーとホンダが共同出資したメーカーのソニー・ホンダモビリティが展開するアフィーラのブランドで公開したプロトタイプEV。
モビリティショーで展示されたのは完全なプロトタイプだが、その姿は4ドアセダンだった。
北米での2026年発売を目指して開発されている新EVには数多くの先進技術も盛り込まれるという。
実際の市販モデルが4ドアセダンスタイルになるのかは不明だが、公開されたプロトタイプを見るかぎり完成度は高く、このままのデザインでも市場には受け入れられそうだ。
●インフィニティ Vision Qe
日産の高級車ブランド・インフィニティが公開したVision Qeもまた4ドアセダンだ。
インフィニティ初のEVになるVision Qeは、アメリカのキャントン工場での生産が予定されており、ルックスも未来の4ドアセダンを感じさせる。
Vision Qeの詳細な情報はまだ公開されていないが、セダン好きなら今度の動向から目が離せない。
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