■アルファード&ヴェルファイアの代役は!?
写真を見た瞬間、先代以上に人気爆発の予感がしたが、フタを開ければもっと上。7月末の段階で受注は10万台に達した。
対応はディーラーによって異なるが、契約できたとしても、納車まで最低1年、最長2年待たねばならない(KINTOを除く)。冗談じゃないぜ!
しかし、アル/ヴェルは圧倒的なミニバンの帝王。代役が難しい。
まず思い浮かぶのはエルグランドだが、ステータス性は現在、天と地の差。アル/ヴェルが買えないからエルグランドを買いましょうと言って、何人が「はい」と答えるだろう。
唯一の救いは、エルグランドには3.5L・V6エンジンが用意されていることか。
それよりメルセデスVクラスのほうが、アル/ヴェルに対抗できる。お値段は最安で1000万円レベルだが、納期は半年ほど。中古車なら現行モデルでも500万円から手に入る。
意外性の選択は、間もなく発表されるマツダCX-80しかあるまい。なにしろ直6搭載のロングノーズで3列シート、全長は5100mm程度と予想されているのだからスゲエ。
国産車で5メートル超えはスペシャルな存在。この全長だけでも、アル/ヴェルに対抗できそうだ。
3列シートなので、ミニバン的な使い方も充分可能。大陸的なディーゼルの走りも楽しみだぜ!
■プリウスの代役は!?
スーパーカールックにリボーンしたプリウスも大人気で、納車は最低1年待ち。「どうしてもプリウス!」と言うんじゃなければ、まっとうな代役にはアクアかシビックe:HEVが最適だ。どっちもいいクルマだぜ。
意表を突くならば、元祖ペッタンコな4ドアクーペ、初代CLSをおすすめする。2005年の発表当時、このデザインは猛烈にセンセーショナル。大人気だった。ボディの四隅がぜんぜん見えないところはプリウスそっくり!
20年近く経っているだけに、いま見ると新鮮そのもの。プリウスよりワルな感覚でモテそうだ。
■クラウンクロスオーバーの代役は!?
クラウンクロスオーバーも頻繁に見かけるようになり、それほど斬新には感じなくなってきた。これを7~8カ月も待つよりも、シトロエンC5Xでアバンギャルドを気取ったり、スカイライン400Rで昭和風ちょいワルを演じようぜ!
あるいは、あえてクラウン本来の姿に回帰して、先々代マジェスタの中古を買うのもシブい。
ふんわりした乗り味と3.5L、V6ハイブリッドのトロッとしたフィールは相性抜群! その甘美な乗り味に感動するに違いない。
オートスイングルーバーもついている。「これだよこれ! これが本物のクラウンだよ!」と、きっと叫びたくなるはずだ。
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