■インテリアの趣味が悪い……?
近年のガイシャは、インテリアをキラッキラに飾る傾向が強い。
その代表格がメルセデスベンツだ。10年ほど前からメルセデスが導入している「アンビエントライト(コントローラー)」は、車内をラブホのようにキラキラに変えてくれる。最近は多色の組み合わせも可能になり、さらにステキなイルミネーションに進化している。ウットリ。
しかし、こういうものにウットリしていていいのだろうか? かつてのメルセデスの「最善か無か」時代の質実剛健ぶりとは、100億光年くらいかけ離れてないか? ケシカラン!
と言いつつ、キラキラのアンビエントライトを操作していると、ついウットリしてしまうのも事実。
これは麻薬だ。クルマ好きをダメにするドーピングだ! 日本にはラブホがある! キラキラした室内照明を楽しみたいなら、ラブホに行けばいい! と言いつつ、やっぱりウットリ。アンビエントライト、好きです。
■輸入車の値上がりが半端じゃない!!
円安の進行により、ガイシャの新車価格はどんどん高くなっている! 第一次オイルショック時代の狂乱物価をも髣髴とさせるぜ! たとえば、私が現在愛車にしているプジョー508GTブルーHDi。2018年の導入当初は501万円だったが、その後の値上げ攻勢が凄かった。
2020年 507万円
2021年 547万円
2022年 565万円
2022年 576万円
2022年 596万円
2022年 634万円
2023年 653万円
2022年の1年間で4回も値上げされ、2023年、さらにもう1回値上げ。当初より152万円、約3割も高くなってしまったのだぁ!
2023年のマイナーチェンジで、プジョー508は新世代のプジョー顔に移行した。ワルでカッコいいとは思うが、中身はほぼ同じで3割も値上げされたクルマを、あえて買う気になれん! 実際、新しい顔の508をまだ一度も見かけていない。サッパリぜんぜん売れていないようだ。
30年ほど前からの円高(ドル円で平均115円前後)によって、ガイシャはぐっと買いやすい存在になったが、最近は再び高嶺の花になりつつある。値上げと無関係の富裕層が買う超高額車は相変わらず絶好調だが、一般人に手が届くガイシャは、値上げで大きな打撃を受けている。
もうガイシャは高すぎて買えん! 値上げ前の安かった時期の中古ガイシャを狙うしかないじゃないか!
【画像ギャラリー】電動化すればエコってもんじゃないぞ……最近の日本車&輸入車EVをチェック(26枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方