「変態ならでは」?? スイフトスポーツが「日本の宝」と言われる理由と他社ではありえない値段と実力

新型は、1.4L DOHCターボ+48 Vマイルドハイブリッドに6速MTか!??

 新型スイフトは、先代モデルより車重が50〜70kg増加しているが、先代よりも安全装備が充実していることを考えると、必要最低限の増加だといえると思う。次期スイスポもおそらく少し車重が増加すると思われるが、走りの軽快感やハンドリングに影響ない範囲に収めてくるだろう。

 パワートレインについては、欧州で販売されている48Vのマイルドハイブリッドに、改良された1.4L DOHCターボが組み合わせられる可能性が高い。トランスミッションについても、欧州モデル同様に、加速力向上に加えて燃費軽減や高速走行中のノイズ軽減が期待できる6速MTの搭載となるだろう(新型スイフトは5速MT)。最高出力が150PSあたりに引き上げられるためパワフルな走りは期待できるものの、価格は現在よりは高くなることは必至だ。ただ、新型スイフトの価格設定を考えても、許容範囲と思われる240万円未満には、必ず収めてくるはずだ。

ベストカーによる時期スイスポのCG予想図。若干の重量増はあるだろうが、スイスポの良さはスポイルされないだろう。あとは価格がどうなるか、だ
ベストカーによる時期スイスポのCG予想図。若干の重量増はあるだろうが、スイスポの良さはスポイルされないだろう。あとは価格がどうなるか、だ

◆      ◆     ◆

 軽い、速い、安いの三拍子が揃っているスイスポ。安全機能や快適装備、ハイブリッド中心のパワートレインなどで価格も車重もどんどん上昇する昨今においては、より一層魅力的で輝いてみえ、次期スイスポでもその輝きを見せてくれると信じている。

 先代型の場合、標準型スイフトが2016年12月にフルモデルチェンジが発表され(発売は翌2017年1月~)、その時点で先代型スイフトスポーツは生産終了となり、次期型(現行型(ZC33S型)は2017年9月に発表発売となった。

 いっぽう新型スイフトが2023年12月に発表発売となったが、(先代型ベースの)現行型スイフトスポーツはいまの生産・販売は続いている。この継続販売は現行型を愛するファンに嬉しい措置だし、なにより気になるのは「じゃあ新型スイスポはいつ頃発表されるの?」という話だが、本誌ベストカーの予想では「2024年夏頃(9月?)」となっている。いやあ、楽しみですな!!

【画像ギャラリー】まさに日本の宝!! スズキ「スイフトスポーツ」の現行モデルと新型スイフト(11枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…