ドライブ中の思わぬトラブルを解決してくれるJAFのロードサービス。いままでは電話で救援要請するのが一般的だったが、ついにネット経由での呼び出しが可能になった。年末年始に遠出する人は覚えておこう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/JAF(日本自動車連盟)
■自分がどこにいるか説明する手間が省ける!
パンクや鍵の閉じ込みなど、ドライブ中のピンチを救ってくれるJAFのロードサービス。いままで助けてもらうときは電話を使うのが一般的だったが、数年前にスマホアプリが登場し、使い勝手がよくなった。
とはいえ、トラブルが起きてからアプリをダウンロードするのはもどかしい。そんなときに覚えておきたいのが、今回登場したネット(ウェブブラウザ)を利用する方法だ。
いままで、電話でJAFを呼ぶときに困ったのが、「ここがどこなのか」が説明できないこと。市街地なら電柱の住所表示などが利用できるが、人里離れた場所にいるとお手上げになる。こんなときウェブ経由ならば、スマホのGPS情報が共有できるからラクチンなのだ(アプリも同様)。
具体的にウェブを使った呼び出し方だが、救援場所で受信できるメールアドレスが必要になる。それを頭に入れたうえでスマホの検索ブラウザから「JAFを呼ぶ」などで検索し、JAFの救援支援ウェブサイトにアクセスしよう。
最初にメールアドレスを入力して送信。するとそのメアド宛てに仮登録完了メールが届くので、そこに記載されたURLをタップすれば本登録が完了する。あとは入力フォームに従って救援場所やトラブルの内容を選択し、確認画面から完了ボタンをクリックすれば手続きは完了だ。
■サービスカーがどこを走っているかも確認できる
ウェブを使った場合、先に述べた通り場所説明の手間が省けるということも便利だが、サービスカーがいまどこを走っていて何時ころ到着するのかがマップ上で確認できる点もありがたい。トラブルを抱えていまかいまかと救援を待つ不安が少しは和らぐはずだ。
いまやロードサービスは自動車保険にも付帯しているが、JAFのロードサービスには以下のような特徴がある。
・保険はクルマにかかりJAFは人にかかる。JAFは本人のクルマのほか、併用するバイクや同乗している友人のクルマでも救援が呼べる(バイクがけん引できるレッカー車もある)。
・旅客業法の対象外なので、クルマの搬送先まで乗員も運んでもらえる(サービスカーによっては1名のみ)
・クレーン救助や、水没などの自然災害にも対応してくれる。
・利用回数の上限がない。
いっぽう、愛車が自走できないときの代替交通費や、宿泊費を補償してくれる点は自動車保険ならでは補償であり、JAFには期待できない。万一に備えるなら、自動車保険に加入しつつ、JAFにも入会するという二重補償体制が安心だろう。
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