燃費向上とエミッションの低減
新開発のZ12E型は高効率エンジンに仕上げられているが、これらを実現したポイントは多岐にわたる。
【燃費】
・EGRの設定を見直し、高い熱効率を実現
・EGRガス導入にトーナメント方式を採用
・吸気VVTの採用によりアトキンソンサイクル涼気を拡大し高い熱効率を実現
・電動ウォーターポンプの採用により理想的な冷却水量制御を実現
・振り子式テンショナーの採用でベルト張力を低減
【低エミッション】
・三元触媒の性能アップ
・新開発のシリンダーヘッドにより高速燃料の実現、燃焼室の冷却性アップさせることで異常燃焼を抑制
エンジン単体での燃費改善のほか、高効率CVTの新採用も見逃せないポイントだ。CVT単体で1.9kgの軽量化を実現すると同時にエンジンからの回転変動を効果的に吸収することで高い燃費性能を実現している。
今ではコンパクトカーもストロングハイブリッドやシリーズハイブリッドが主流となってきているが、それらよりも安く手頃な価格設定のスイフトのガソリンエンジン&マイルドハイブリッドの燃費性能は侮れない!!
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