■市販化の噂が消えない「RX-VISION」
「その先」はまだある。2015年に発表されたマツダのフラッグシップコンセプト「RX-VISON」だ。
マツダはこのクルマを一過性のコンセプトカーとはとらえていないフシがある。発表から5年も経った2020年に、人気のビデオゲーム『グランツーリスモSPORT』内に突如「RX-VISON GT3コンセプト」を投入したことも、そう考える要因のひとつだ。
ゲーム内での「RX-VISON GT3コンセプト」の心臓部は自然吸気4ローター(570ps/540Nm)となっていたが、市販車として考えるとこれは現実的ではない。ラージ商品群のFRプラットフォームに、アイコニックSP同様シリーズハイブリッドを縦置きするというのがリアルではなかろうか。
いずれにしろ、ロータリー開発グループの復活から生まれる夢は尽きない。必ずやロータリースポーツが復活すると信じて、その行方を見守ろう。
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