昭和:「JAF」
昭和の時代によく見かけたのが「JAF」のステッカーやカーバッジだ。いまも貼られているクルマもなくはないが、以前と比べて断然減ったように思う。
ただ、このJAFのステッカーや、(2021年4月に廃止となった)新型車に貼り付けられていた「燃費基準達成車」や「低排出ガス車」のステッカーはいま、海外、特にアメリカで人気があるそう。ご存じの人も多いかと思うが、アメリカではいま、古いスポーツカーを中心に、日本車が人気となっており、これらの日本車に、意味は分からないが日本語のバッヂやステッカーを貼ることで更に日本車っぽくなる、ということで、人気となっているそうだ。
昭和レトロな雰囲気を手軽に楽しめるJAFバッヂだが、JAFによると、フロントグリルに取り付けられるバッヂが付けられない車種が増えたため、平成7年をもって配布は廃止にしており、現在は希望するお客様にJAFマークステッカーを無料で送っているとのこと。ただ、JAF通販紀行では、フロントグリルに取り付けるアクリルタイプのJAF DXカーバッチ(アクリル加工)がいまでも販売されている(税込3880円)。興味があればおひとつどうぞ。
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貼り付けるだけで、クルマに個性を出すことができる、ステッカー。ただ、一度貼ってしまうと、剝がそうとするときにきれいに剥がせなかったり、擦ってしまうことでボディやガラスに傷をつけてしまうことも考えられる。また、貼る場所によっては、道路運送車両法の保安基準を満たさない状態となってしまうことも。剥がすときは慎重に、また、貼っていなければならない車検の「検査標章」まで剥がさないように、気を付けよう。
【画像ギャラリー】昭和平成令和にかけてよく見た、クルマのステッカーたち(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方昭和の頃、タンポポのイラストステッカーを貼った日産車を度々目にしたけど、東三河の日産ディーラーのステッカーらしい。平成は「車検のコバック」のステッカー貼った車も多かったけど、貼ると次回の車検費用が値引きされるそうだ。