新事実[ロードスターは世界一] ナンバーワンのスポーツカーである8つの理由

■効果絶大! アシンメトリカルLSD

2023年10月の改良で採用されたアシンメトリカルLSD。走りをより楽しめるようになった
2023年10月の改良で採用されたアシンメトリカルLSD。走りをより楽しめるようになった

 990Sが究極のロードスターだと確信したのは、軽量かつLSDレスの「S」がベースだったことにある。これまでのスーパーLSDは、ターンインでアンダーステアを誘発していたらしく、LSDがないほうが、公道では走りを楽しむことができた。

 ところが、今回採用されたアシンメトリカルLSDは、ターンインで逆にイン側にノーズを入れてくれる。これで走りがクイックになった!

■ロードスターが世界一のスポーツカーである8つの理由

 ロードスターは世界一のスポーツカーだ。それを疑うアナタに、ロードスターがそうである8つの理由を挙げて説明する。

ロードスターはほぼ世界一コンパクトで、世界一キュートなデザインを持つスポーツカーだ。サスも世界一ソフト
ロードスターはほぼ世界一コンパクトで、世界一キュートなデザインを持つスポーツカーだ。サスも世界一ソフト

●その1:世界一デザインがキュート!

 ロードスター最大の美点はデザインにある。こんなにコンパクトでキュートなのに、意外とグラマラス。これ以上のデザインは、ほかの現行モデルすべてを見回しても存在しない!

●その2:世界一くらいサイズがコンパクト!

 最近のスポーツカーは大パワー化し、巨大化している。そんななかロードスターは、逆にダウンサイジングに成功。世界一コンパクトなスポーツカーとなった!(コペンを除く)

●その3:世界一くらいサスが柔らかい!

 ロードスターのサスペンションの柔らかさはハンパじゃない。サーキットでは引っ繰り返るんじゃないかというくらいロールする! でも公道では、これくらいが一番楽しいんだよね。

ロードスターのエンジンは1496cc。マイチェンで国内ハイオクガソリンに合わせたセッティングを行ない、出力が向上したが、それでも136psと控えめなパワー
ロードスターのエンジンは1496cc。マイチェンで国内ハイオクガソリンに合わせたセッティングを行ない、出力が向上したが、それでも136psと控えめなパワー

●その4:世界一くらいパワーが小さい!

 搭載される1.5L自然吸気エンジンの最高出力は136ps。今や世界一非力なスポーツカーだ(コペンを除く)。だからこそ、公道でもパワーを使いきる快感が味わえるんだよ!

●その5:MT比率が7割!

 日本ではAT比率が99%に達し、MT車というだけでレア。今やスポーツカーでも、MTは貴重な存在だ。ところがロードスターは、MT比率が約7割に達するという! 涙が出る。

クルマはMTというだけで、断然運転が楽しくなる。ロードスターの6MTはペダル位置も含めて最高だ。MT比率は7割に達する
クルマはMTというだけで、断然運転が楽しくなる。ロードスターの6MTはペダル位置も含めて最高だ。MT比率は7割に達する

●その6:世界一くらい運転が楽しい!

 運転の楽しさにはいろいろな種類があるが、ロードスターは普通にそこらを走っても充分楽しい。だから、運転から得られる楽しさの総量は、ロードスターが世界一なのだ!

●その7:世界一くらい納車が早い!

 近年は新車のスポーツカーは買うこと自体が難しく、買えても納車待ちが年単位だったりする。ところがロードスターは、たった2~3か月で納車される! なんと素晴らしい!

●その8:世界一くらい値段が安い!

 ロードスターの価格もじわじわと上昇し、現在は「S」(最廉価グレード)でも289万円になった。それでもスポーツカーとして世界一安い(コペンを除く)。素晴らしい!

【画像ギャラリー】その進化はとまらない!! いまやライトウエイトスポーツの頂点に君臨するマツダ ロードスター(16枚)画像ギャラリー

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