ついに登場! ホンダ期待の[新型フリード]!!! 元ホンダ社員が分析する今度は[クロスター]が本命なのか?

■エアーも使い勝手はいいのだが……

こちらは新型フリード標準ボディのエアー
こちらは新型フリード標準ボディのエアー

 今回、エアーと名付けられた標準ボディも確かに悪くないし、ボディサイズを含めた使い勝手ではこちらのほうが上。だが、正直こちらはキープコンセプト。冒険しているとは言い難い。

 開発陣はおそらくエアーで既存客を抑え、競合にはない新アウトドアテイストのクロスターでフリードの客を広げようとしているのではないか。

開発陣の狙いはクロスターによってユーザーの拡大が図れることにあると筆者は指摘する
開発陣の狙いはクロスターによってユーザーの拡大が図れることにあると筆者は指摘する

 もちろん、これは一種のチャレンジであり、コンパクトミニバンの中心は普通のファミリー客ばかり。クロカンっぽさを求めていても、さほどワイルドさは求めてないのかもしれない。

 何より日本には扱いやすいコンパクトSUVが多くあり、それこそホンダのヴェゼルやZR-Vもあるし、競合ミニバンはSUV路線にはほぼ参入していない。

 だが、今回の新型フリードはコンパクトミニバン客の潜在意識化にあるアウトドアマインドであり、SUVテイストの掘り起こしを狙っている気がする。結果、あわよくばエアーで5割、クロスターで5割とフリード客の拡大が図れると。今回のクロスターはそれくらい力が入っている、そのように小沢には思えるのだ。

【画像ギャラリー】今度の新型フリードは[クロスター]で既存客+新規ユーザーの拡大を狙っているはず!(22枚)画像ギャラリー

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