KINTO調査で判明! 働く世代は定額減税分[消費に回す]は2割だが……国内旅行の足は[クルマ]が最多!!

■国内旅行の移動手段としては「クルマ」を約7割が利用

2024年のゴールデンウィークに国内旅行した人の約7割がクルマを利用
2024年のゴールデンウィークに国内旅行した人の約7割がクルマを利用

「Q11.あなたは今年のゴールデンウィークに旅行しましたか」と質問したところ、「はい」は41.9%で、Q11で「はい」と回答した人に、「Q12.国内・海外どちらに旅行したか教えてください」(複数回答)と質問したところ、「国内」が99.0%と、圧倒的に多数を占めた。

また、Q11で「はい」と回答した人に、「Q13.今年のゴールデンウィークに旅行した際に、主な『移動の足』として何を利用しましたか」(複数回答)と質問したところ、「クルマ」が68.9%とトップとなり、続いて「電車/新幹線」が31.5%、「飛行機」が26.6%だった。

今後の旅行の移動時の足には6割超がクルマを選んだ
今後の旅行の移動時の足には6割超がクルマを選んだ

「Q14.2024年は3日以上の連休が11回ある「当たり年」と言われ、例年より旅行の機会も増えると予想されるなか、今後、旅行の際にあなたが主に利用したいと考えている「移動の足」を教えてください」(複数回答)と質問したところ、「クルマ」が60.4%とトップとなり、続いて「電車/新幹線」が47.2%、「飛行機」が35.5%に。

■3連休以上が11回もある当たり年の2024年

国内旅行のニーズは潜在的に高く、その際の足にはクルマを選ぶユーザーが多いことが判明
国内旅行のニーズは潜在的に高く、その際の足にはクルマを選ぶユーザーが多いことが判明

 KINTOでは、2024年に入り、歴史的な賃上げや株価の史上最高値更新、定額減税など、可処分所得の増加につながる出来事が相次ぐ状況を踏まえて、今回、「クルマとお金」をテーマに、働く世代の意識を調査。

 まず、所得から税金や社会保険料などを差し引き、自分の意思で自由に使える「可処分所得」が2024年に「増加しそう」と回答したのは約4割と、「減少しそう」の2割弱を上回ったのに加えて、過去5年を振り返った場合にも、「増加した」が「減少した」を上回り、働く世代の一定の割合が自らの可処分所得についてポジティブに受け止めていることがわかった。

 一方、2024年6月から実施予定の定額減税については、減税分の4万円を「消費に回す」としたのは2割弱にとどまったほか、「貯蓄に回す」とした多くが「緊急時の備え」に充てると回答するなど、円安の進行を受けた物価高騰などもあってか、依然として家計は厳しい状況にある実態が浮き彫りに。

 こうした傾向は「クルマ」についても同様で、仮に可処分所得が増えたとしても、「クルマにかける出費を前年から変更しない」がトップとなった。なお、普段クルマにかけている出費の実感は「月2万円台」が最も多く、個人収入の平均が400万円台とされるなかでこうしたボリュームは小さくないことから、多くの人たちの間で「クルマにかける出費を今よりさらに増やそう」というモチベーションは高まっていない現状が垣間見えた。

 その一方、「移動したい」というモチベーションは堅調で、それを実現する手軽な手段として、「クルマ」に根強いニーズがあることもわかった。2024年のゴールデンウィークは円安の影響もあってか、大多数が国内での旅行を選んだと回答し、最も多く利用された「移動の足」は「クルマ」だった。

 さらに、2024年は3日以上の連休が11回もある「当たり年」で、旅行の機会が例年より多くなると見込まれるなかで、利用したい移動手段の首位となったのも「クルマ」となった。

【画像ギャラリー】KINTO調査によって働く世代は定額減税分を貯蓄が主流判明も、国内旅行の足にはクルマを選ぶ層がメイン!(12枚)画像ギャラリー

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