■実際使ってみるとどうなのか?
今回、実際モバイルルーターを車内に配置し、一般道、高速道、そして高速道のトンネル内を走行して通信速度などを検証してみた。
・一般道(国道298号、埼玉県三郷市)
モバイルルーター:2.8Mbps(下り)
「DCT-WR100D」:18.7Mbps(下り)
・高速道(京葉道路下り原木IC手前)
モバイルルーター:7.5Mbps(下り)
「DCT-WR100D」:9.8Mbps(下り)
・高速のトンネル内(外環道千葉地下トンネル)
モバイルルーター:14.4Mbps(下り)
「DCT-WR100D」: 16.5Mbps(下り)
という結果だった。
電波である以上、その結果は日々異なるのであくまでも参考程度であることは予め断っておくが、数値とは別に、実際助手席側から「YouTube動画」等を確認してもらうと15分の動画で、モバイルルーターは数回画面の乱れがあったこと、またサブスクの音楽再生でも音飛びが数回あった。
一方で「DCT-WR100D」は専用機の強みなのか、全体的に安定して視聴、音楽再生が出来たことは補足しておく。
■どんな人にオススメなのか
答えは割とシンプルで、クルマだけでなく普段の外出先などでもパソコンやスマホを使いたい人だ。
またドライブに出かけた際、前述したようにサブスクの音楽配信サービスやネット閲覧、またゲーム程度であれば十分使える。ただ、移動中に映画を1本見る機会が多いのであれば「DCT-WR100D」のような使い放題タイプが安心だろう。
今後モバイルルーターはますます人気になっていくだろうし、車内という厳しい環境下にも耐えられるモデルも出てくるはずだ。自分の利用シーンをイメージして選んで貰いたい。
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