クルマ用の虫除去クリーナーや、小さく畳めるサンシェードは必須!!
では、夏にお薦めしたいカーケア用品をご紹介しよう。まずご紹介したいのが、虫専用の除去スプレーやクリーナーシートだ。高速道路や山の中を走行していると、小さな虫がフロントバンパーやナンバープレート、フロントガラスに付着することがよくあると思う。ウォッシャー液を出し、ワイパーで拭ってしまう人も多いと思うが、それはクルマを痛める行為。できるかぎり虫の体液をきれいに除去するためにお薦めしたいのが、弱アルカリ性の車専用虫除去クリーナーだ。弱酸性成分の虫の破片を、簡単に除去することができる。クリーナーシートのタイプもあるので、常備しておくことをお薦めしたい。
また、夏の強い日差し対策として、傘タイプのサンシェードも便利だ。折り畳み傘のサイズに小さくなるので、ぱたぱたと折り畳むタイプに比べてかさばらず、助手席足元やドアポケットへ格納しておくことができる。断熱効果も高いので、ハンドルやダッシュボード、シートが熱々になりにくい。2,000円前後とリーズナブルな商品もあるので、ぜひ一度ご自身の愛車に合うタイプを探してみてほしい。
夏は突然の雨に遭遇することも少なくないが、日頃のメンテナンスでワイパーは万全であっても、フロントガラスに油膜が付着していて、ワイパーで拭ってもぎらついてしまったりと、良好な視界を確保できないことがある。そんな緊急事態に便利なのが即効性のガラスクリーナーだ。フロントガラスに直接スプレーしたあと、ワイパーを動かせばOK。ワイパーの動作は滑らかになり、ぎらつきもある程度は軽減してくれる。もちろん安全な場所にクルマを止めてから行ってほしい。また、効果は一時的なので、後日しっかりとフロントガラスのメンテナンスをすることもお忘れなく。
またにおいが気になりやすい夏には、しっかりと車内清掃ができるハンディクリーナーもあると便利。もちろん夏だけでなくオールシーズンで活躍してくれる。車内清掃でもうひとつ、アルカリ電解水クリーナーもお薦めしたい。夏に汗をかいた状態で乗り込んだクルマのシートやステアリングには、汗の成分や手垢がたっぷりとしみ込んでおり、そのまま放っておくと、臭いやべたつき、バクテリア発生の原因となってしまう。アルカリ電解水のクリーナーをさっと噴霧してタオルで拭き取り、皮脂をきれいにふき取っておこう。アルカリ電解水クリーナーは主成分が水なので、ダッシュボードの上やタッチパネルの液晶画面などにも使用可能だ。
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猛暑を乗り切るため、人間もクルマもいまから準備しておくことが大切だ。しっかり準備をして、今年の夏も快適なカーライフを楽しもう。
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