■オープンエアモータリングを楽しめ
FRのライトウェイトスポーツといえば、やっぱりドリフト走行を決めたくなる。ユーノスなら、もちろんOKだ。腕に自信のある諸君なら、カウンターステアを当てた″力二走り″が決まるハズだ。
ただ、パワーにものをいわせてのパワースライド走行は、やはりラクラクとは決まらない。ユーノスの足はFRながらリアの接地性がとてもよく、そしてパワーが強力とはいかないからである。
乗り心地は犠牲にしてもいいから、もっとスパルタンな味がほしいという諸君には、よリハード仕様のダンパー、バネ、スタビライザーなどが、ディーラーオプションで設定されそうだからありがたい。ユーノスのソフトトップは開閉がスムーズで耐候性もよさそうだ。
いざというときにもあわてなくていい。ハードトップももちろん用意されており、こちらはさすがに一人で脱着とはいかないが、二人ならワンタッチでピシャリと決まる。
何はともあれ、ユーノスの走りは気分最高だ。エンジンだとか、ハンドリングだとか、乗り心地といった機能面の心地よさはもちろんだが、なんといってもロードスターによるところの”オープンエアモータリング”が楽しめるのである。
新緑の爽やかな風を切って走るユーノス、そのコクピットにはちょっぴりストレートアーム気味にかまえたキミがいる。なんてことを想像すると、諸君もウキウキしてしまうだろう。
できれば、助手席に長い髪の女の子がいれば、ベリーグッドだ。ま、それはムリだというダンナ方には、ワイフでもいいではないか。
もちろん、硬派のキミならドライビンググローブをキリッとはめて、ワインディングスポーツを楽しんでくれ。
■アルバイトスタッフより
こんにちは。ベストカーでアルバイトをしているOです。いつもベストカーwebをご愛読いただきありがとうございます。
NAロードスター…このクルマは誰が見ても瞬時にナニコレカワイイ!って思えるような、いい意味でインパクトの強いクルマですね。愛車として乗っている身としてもこの可愛さに惚れて購入したといっても過言ではありません(笑)
記事の中では、キビキビ動く車体に、ダイレクト感のあるフィーリングなどなど…走りの楽しさについて言及している文言が多いですが、大方自分自身が抱いている感想と一緒で首がもげそうなほど縦に振りながら夢中になって読んでしまいましたね。
そして強制デートカーとなるツーシーター仕様。今となっては車高低い! 30年落ちとか壊れそうで怖い! (旧車全般に言えますけども笑)と何かと異性から敬遠されがちなクルマになってしまいましたが、ロマンあふれる名車中の名車だと思います。
当時はこの一台でデートもモータースポーツも完結していたんだなと思うと、羨ましく感じると同時に、改めてNAロードスターの偉大さに気づきましたね。
そんなNAロードスターの中古車相場は近年上昇傾向にあり、中古車相場の平均が177万円ほどと、新車当時の価格とほぼ変わらないほどまでになっています。
もはや現車確認だけではわからない故障があるかもしれない域まで達しているネオクラカーの一つですから、購入する際は気をつけたいところです。せっかく買ったのに、故障続きで乗れなんて悲しいですもんね。
ですが、パーツ自体はまだまだ多く存在し、大概の故障は治せる車種なので乗りたいと思ったら買っちゃえ! と、いちオーナーとしては思います。ぜひこのクルマで、街乗りもサーキットも楽しんでもらいたいものです。
【画像ギャラリー】やっぱ30年前も一緒かぁ!! NAロードスターデビュー当時のベストカーがコレ(7枚)画像ギャラリー
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