■惜しむ声もあったが…
FFレイアウトになってからも、他のミニバンにはない、上質な乗り味と運転フィーリング、そして押し出し感の少ないシックなデザインが魅力であった。
そして、3列目シートを床下に収納して、フラットな部分を広く確保し、2列目シートを後方に大きくスライドして伸び伸びと足を伸ばすことが出来るのもエスティマの魅力であった。
そんな他のミニバンとは違う良さを持っていただけに、残念がる声は多くあった。
しかし、運転支援システムの機能がやや古いことなどを考えると、商品としてやや劣ると感じる部分もあったのは事実だ。この辺りの装備のテコ入れがされていたら、もしかしらたらまた違った未来が見えていたかもしれない。
その最後は静かなものでもあった。同年に生産終了を迎えたトヨタのマークXにファイナルエディションと銘打った特別仕様車が用意されたのに対して、エスティマには最後を祝う特別仕様車は用意されなかった。
またタマゴシルエットの他のミニバンとは異なる上質さを身にまとった、エスティマのような個性があるミニバンの登場を期待したいところだ。
【画像ギャラリー】8年落ちのエスティマが新車並みの衝撃…まだまだ人気健在の歴代エスティマの内外装を是非(17枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方