■トヨタ 初代アクア(169万~194万円)
5ナンバーサイズのプリウスだ。人気の理由は抜群の燃費のよさと、手頃なボディサイズ。ハイブリッドといえばプリウスがその代名詞になっているが実際に目の当たりにすると案外デカイ。
街中での取り回しを考えるともう少し小ぶりなほうが使い勝手がいい、そんな声にぴったりはまっているのがアクアだ。
2代目プリウスとエンジン型式は同じだが、細部にわたって改良が加えられ、燃費性能がさらに高められた。なかでも得意とするのが街中や渋滞路での燃費のよさ。街乗りメインで使うならアクアにかぎるというくらい燃費がよく取り回しがいい。(TEXT/斎藤 聡)
●オーナーズVOICE(東京・Kさん)
・燃費のよさと経済性
・飽きのこないデザインで、よく見ると個性的でいい
●人気グレード
・1位…S(60%)
・2位…G(35%)
・3位…L(5%)
●人気オプション
・1位…スマートエントリーパッケージ(5万5000円)
・2位…オーディオパッケージ(2万円)
・3位…スペアタイヤ(2万円)
●販売台数(1~4月)…9万7867台
【画像ギャラリー】初代アクア 3代目スイフト 2代目ノート 2代目ソリオ……超激戦区コンパクトカテゴリーで売れたクルマたちの「売れた理由」(6枚)画像ギャラリー■日産 2代目ノート(124万9500~184万2750円)
一時期は伸び悩んでしまったが、ここにきて値引きに代表される購入条件を緩くしたため、順調なペースで売れている。
最大のライバルであるフィットがモデル末期を迎えているのに加え(そもそもアイドルストップが付かないなど競争力は低くなっている)、身内のマーチのユーザーまで引っ張ってしまってます。
実際、マーチを見にいってノートを買っているユーザーが多いという。したがって台数は頑張っているものの、日産全体で考えればそう喜んでいられない。マーチの販売台数が伸びてきた時に、ノートも売れていれば本当の意味での成功だ。(TEXT/国沢光宏)
●オーナーズVoice(埼玉・Fさん)
・1.2L+SCは低速トルクがあってとても運転しやすい
・後席の広さ
●人気グレード
・1位…X(34.6%)
・2位…X DIG-S(33.6%)
・3位…MEDALIST ( 15%)
●人気オプション
・1位…アラウンドビューモニタ(6万3000円)
・2位…VDC(6万3000円)
・3位…15インチアルミホイール((8万4000円)
●販売台数(1~4月)…6万1777台
【画像ギャラリー】初代アクア 3代目スイフト 2代目ノート 2代目ソリオ……超激戦区コンパクトカテゴリーで売れたクルマたちの「売れた理由」(6枚)画像ギャラリー■スズキ 2代目ソリオ(138万2850~174万7200円)
最大の魅力はパッケージングのすばらしさだ。
軽自動車よりちょっと大きいだけのサイズだが、トールデザインの利点を活かし、前席も後席も広く居心地がいい。後席をダイブダウンしてフラットな荷室を生み出すことができる。
スライドドアの採用とともに使い勝手のいい荷室は魅力のひとつといえるだろう。
背が高く、不安定に見えるが、走りの実力もクラス平均を超えている。エンジンは街中の走行シーンで扱いやすく、実用燃費も悪くない。フットワークも思いのほか軽快でコントローラブルだ。追加されたバンディットも販売力アップに貢献している。(TEXT/片岡英明)
●オーナーズvoice(静岡・Rさん)
・室内空間の広さ
・スライドドアの採用は友人からも高評価
・1.2Lなのによく走る
●人気グレード
・1位…バンディット(25%)
・2位…BLACK&WHITEII(BLACK&WHITE含む)25%
・3位…X(15%)
●人気オプション
・1位…バックモニター付きCDプレーヤー(4万7250円)
・2位…ディスチャージヘッドランプ(X・6万3000円)
・3位…SRSカーテンエアバッグ&ESP(8万4000円)
●販売台数(1~4月)…1万1452台
(内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
【画像ギャラリー】初代アクア 3代目スイフト 2代目ノート 2代目ソリオ……超激戦区コンパクトカテゴリーで売れたクルマたちの「売れた理由」(6枚)画像ギャラリー
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