チャイルドシート着用義務のない7歳でも、シートベルトが凶器に
先日、福岡市の国道で、路線バスと軽自動車が衝突し、7歳と5歳の姉妹が死亡するという事故がありました。報道によると、姉妹は、シートベルトで腹部が圧迫されたことで死亡したとみられるとのこと。チャイルドシートやジュニアシートは使用していなかったそうです。道交法上、チャイルドシート・ジュニアシート着用義務のない7歳でも、シートベルトが凶器となってしまいました。
JAFは身長140センチ未満で推奨しているチャイルドシート・ジュニアシート使用の推奨基準を、2024年9月中旬に150センチ未満に引き上げるとしています。2023年の夏ごろから検討していたそうですが、この事故の影響もあったかもしれません。
身長が足りない子供にとって、シートベルトは危険であり、そしてもちろん、なにも拘束具がないのも危険です。身長150センチは、12歳の平均身長(厚生労働省による)。小学生のうちは、ジュニアシートが必要だと考えるべきなのかもしれません。
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