ポルシェ。クルマを好きな人でポルシェが嫌いな人など存在するのだろうか、といったレベルで幅広い世代や層の方々に愛されているクルマだ。だからこそ、いざ購入するとなったら最後まで手放さずに乗り続けたい。そう考えてる人も少なくないハズ…..そこでここでは、おなじみ伊達軍曹どのがポルシェから購入候補を選び出し、後悔しないポルシェを厳選してジャッジしていく!!
※本稿は2024年8月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年9月10日号
■2030年には8割がBEVに?
ポルシェは今後タイカンのほかにマカンもBEVとなり、カイエンやパナメーラもラインナップの半数以上がプラグインハイブリッドになっている。そして2030年には新車の8割をBEVにするとのこと。
であるならば、今のところまだ純エンジンを搭載している911カレラと718ケイマンあたりは、向こう10年にわたって大いに希少価値が感じられるはず。マカンなどのSUVは、5年はイケそうだが、10年後はさすがに目移りしてしまうだろう。
●ポルシェ 911カレラ(新車価格:1694.0万~2365.0万円)
評価:◎=10年後も大満足
言わずと知れた3Lフラットシックスターボを搭載する。今後カレラにモーターが追加されても、ほぼ変わらぬ魅力を維持するはず。
●ポルシェ 718ケイマン(新車価格:948.0万~1077.0万円)
評価:◎=10年後も大満足
4気筒ターボだが、これも911カレラ同様に◎。ポルシェのなかでは比較的安い(?)のも魅力だ。
●ポルシェ マカンなど(新車価格:862.0万~1525.0万円 ※マカンの場合)
評価:◯=5年後もたぶん満足
エンジン車もEVも3~5年の間は大満足できるはずだが、その後については?
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