2024年5月にトヨタとスバル、マツダの3社が行ったマルチパスウェイワークショップにおいて、スバルは、トヨタのハイブリッドシステムとスバルの水平対向エンジンを組み合わせた、待望のストロングハイブリッドを搭載したクロストレックハイブリッド(仮)のプロトタイプを公開した。エンコンレイアウト的にフルハイブリッド化が難しいことから、消滅してしまうのでは、とされていた水平対向エンジンの続行が示唆され、安堵しているファンは多いだろう。
ただ、水平対向エンジンの窮屈なエンコンレイアウトは、この先もスバルを苦しめることになるはず。スバルの大崎篤社長は、「スバルのアイデンティティである水平対向エンジンとAWDは今後も続ける」としたが、はたして、スバルの強みは水平対向エンジンだけなのか!?? 考えてみよう。
文:吉川賢一/写真:SUBARU
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