2025年7月17日、三菱自動車がインドネシアで世界初公開した新型SUV「デスティネーター」。注目の1.5L直噴ターボエンジンをはじめ、最新装備や広々とした3列7人乗りの快適性など、家族の“次のクルマ”として魅力たっぷりな1台である。この記事では、その気になるスペックと実用性をとことん掘り下げてお届けする。
文：ベストカーWeb編集部／写真：三菱自動車
アジア発！ グローバル戦略SUV「デスティネーター」の正体
三菱が世界戦略車として送り出す新型「デスティネーター（DESTINATOR）」。インドネシア市場を皮切りに、ASEAN地域、南アジア、中南米、中東、そしてアフリカ市場への展開が予定されている。
掲げられたコンセプトは「The Confidence Booster for Energetic Families（いきいきとした家族が自信を持って一歩を踏み出せるよう後押しするSUV）」。そのコンセプトのとおり、頼れる相棒として家族をサポートする存在だ。
ボディサイズは全長4680×全幅1840×全高1780mm、ホイールベースは2815mm。7人乗りのミッドサイズSUVとして、取り回しの良さと居住性をしっかり両立している。
注目のパワートレーンは“新開発”1.5L直噴ターボ！
搭載されるエンジンは「4B40型」1.5L直列4気筒MIVECターボ。水冷インタークーラーに加え、アトキンソンサイクルの採用などで、力強い走りと低燃費を両立。
スペックは最高出力120kW（163.2ps）/5000rpm、最大トルク250Nm（25.5kgm）/2000〜4000rpm。日常から高速道路まで、余裕の走りが期待できる。
トランスミッションはCVTで、アクセル操作にリニアに反応する設計。ドライバーの意図にしっかり応えるフィーリングに仕上がっている。
足まわりはフロントがマクファーソンストラット式、リアがトーションビーム式。前輪駆動（2WD）ながら、悪路対応性も考慮された構成で、街乗りからアウトドアまで幅広く活躍できる。
7人が快適！ ファミリー目線のインテリア＆エンタメがスゴい！
「デスティネーター」の魅力はパワートレーンだけじゃない。インテリアも抜かりなしだ。
2列目シートは前後100mmのスライドとリクライニング機能付きで、乗る人に合わせて細かく調整可能。3列目もヒップポイントが高めで、ニールームもたっぷり。独立したリアエアコン吹き出し口も備え、後席でも快適そのもの。
さらに64色のアンビエントライトやパノラマサンルーフも装備し、夜のドライブはちょっとした非日常。高級感も演出してくれる。
収納も抜かりなし。各ドアトリムやコンソールにはドリンクホルダー、1列目シートの背面にはタブレット対応の折りたたみ式テーブルも完備。これはまさにファミリー仕様の完成形だ！
さらに注目したいのが、ヤマハと共同開発された「Dynamic Sound Yamaha Premium」オーディオ。10スピーカーのチューニングにより、車内全体が音に包まれるような感覚に。
音楽や動画コンテンツを家族みんなで楽しめる、まさに“移動するエンタメ空間”がここに完成した。
コメント
コメントの使い方カッコイイ！こいつは日本でも発売してほしいですね。アウトランダーとの棲み分けのため、ガソリン車だけでいいので、ぜひお願いします。