日本の自動車メーカーにおいて、他社製のエンジンを搭載することはしばしばあり国内販売がされていない海外専売車でも同様にエンジン、ハイブリッドシステムを共用する事例もある。今回はそんな海外専売車のクルマ3台とトヨタが共同開発したクルマを2台紹介していこう。
※本稿は2024年8月のものです
文:永田恵一/写真:トヨタ、インフィニティ、スバル
初出:『ベストカー』2024年9月26日号
■日本で販売されていない日本メーカーのクルマ
アルティマハイブリッドは当時のカムリハイブリッドのTHSに日産エンジンをセットしたもの。
インフィニティ Q30は先代Aクラスの兄弟車のためエンジンもメルセデス製。先代のクロストレック(XV)ハイブリッドはTHSを使ったPHEV。
【画像ギャラリー】クロストレックPHEV結構良くない? 左ハンドル仕様の内外装を是非(36枚)画像ギャラリー■トヨタの共同開発車
スポーツカーは数が売れるジャンルではないため、商品化は非常に困難である。
そんな背景もあり、トヨタとしてはMR-S以来のスポーツカーとなる初代86はエンジン含めスバルとの協業で誕生。そしてGR86へと進化。この手法はBMWとの協業で生まれたGRスープラも同様だ。
協業に対しては「トヨタオリジナルを」という声もあり、この夢はジャンルはともかくとしてGRヤリスで実現した。
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