マツダが執念で開発し、送り出したのがSKYACTIV-X。それが搭載されているのが、マツダ MAZDA3ファストバックである。この記事では、そんなMAZDA3ファストバックの魅力を紹介し、スペックをお伝えしていく。
※本稿は2024年9月のものです
文:片岡英明/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年10月10日号
■唯一残るSKYACTIV-X
マツダが執念で開発し、送り出したのがSKYACTIV-Xだ。これは火花点火制御圧縮着火方式の画期的なエンジンである。
スーパーチャージャーの鋭いパンチ力とマイルドハイブリッドの優れた燃費を両立させ、高燃圧噴射システムを採用しているのも売りのひとつ。
2019年の年末に鳴り物入りで登場し、最初はセダンにも搭載されていた。6速MTもあったが、どちらも整理されている。今はファストバック4WDに電子制御6速ATとの組み合わせだけの絶滅危惧種だ。
【画像ギャラリー】このまま消えてしまうのか!? 絶滅危惧エンジン・SKYACTIV-Xを搭載するマツダ MAZDA3ファストバック(16枚)画像ギャラリー■マツダ マツダ3ファストバック20S PROACTIVE Touring Selection主要諸元
・全長:4660mm
・全幅:1795mm
・全高:1440mm
・ホイールベース:2725mm
・最低地上高:140mm
・最小回転半径:5.3m
・車両重量:1380kg
・エンジン:直列4気筒DOHC
・総排気量:1997cc
・最高出力:156ps/6000rpm
・最大トルク:20.3kgm/4000rpm
・モーター出力/トルク:6.9ps/5.0kgm
・トランスミッション:6AT
・WLTCモード燃費:16.4km/L
・Fサスペンション:ストラット
・Rサスペンション:トーションビーム
・タイヤサイズ:215/45R18
・車両価格:283万0300円
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