スタート価格は300万円台後半ってもうレクサスじゃない!? ブランニューのLBXはレクサス史上最販モデルまっしぐら!!

■下山テストコースでレーシングドライバーが徹底テスト

　LBXのパワートレインは、1.5L、直3ハイブリッドが採用され、M15A-FXE型＋バイポーラ型ニッケル水素電池が組み合わせされる。駆動方式はFFとE-Four。

　はたしてLBXの走りはどんなものなのか？　クルマ好きで根っからのエンジニアであるレクサスインターナショナル・プレジデントの渡辺剛氏はLBXの走りについてこう語っている（以下抜粋）。

　「Bセグメントの GA-B プラットフォームからスタートしました。LBX を真の レクサスとし、Lexus Driving Signature を実現するために、私たちは多くの改良を行いました。魅力的で洗練された自然なドライブフィールを目指し、まずクルマの基本性能、素性の良さが不可欠でした。大径タイヤとワイドなトレッドにより、力強いスタンスを実現しています。

　またボディ剛性の向上、ステアリングコラムの強化、床下ブレースの追加など、あらゆる工夫を施しました。 またフロントサスペンションのジオメトリの刷新やパワートレインの調整によって、リニアな走りを実現しています。 これにより、ダイレクトなドライブフィールと、高速走行時やコーナリング時の安定性を感じることができます。

　細部に至るまでこだわり、プロのレーシングドライバーに開発に参加してもらい、下山の開発拠点で、繰り返しLBXをテストしてもらいました。 レーシングドライバーでも週末に楽しめるようなクルマを私たちはつくりたかったのです。そうして少しずつ、エン ジニアリングに磨きをかけていきました。

　マスタードライバーである豊田会長と、開発の節目のたびに議論を繰り返した結果、安心して運転できるクルマに仕上げることができました。

　ワインディングロードでは、LBX はクロスオー バーというより、軽快なハッチバックのように感じられます。 私たちはお気に入りの靴を履くときの気持ちのように、いつまでも走っていたくなるような、楽しいクルマを目指しました。 レクサスですから、もちろん快適性や静粛性、洗練さにも多くの時間を費やし、こだわりました」。

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