■最も驚いたのは乗り心地のよさ!
さて、CLAで最も驚いたのはその乗り味。室内がとても静かで乗り心地がいいのだ。
これは、Aクラスをベースとしながらもリアサスペンションを専用設計しているから。適度に締まりを持たせているからスポーティさも併せ持っている。電動パワーステアリングの設定もほどよく低速域では軽く、高速域ではしっかりと重くなる。
都内など市街地での走りはAクラス並みの軽快感を持たせながらCLAという名にふさわしい静けさがキャビンを包み込む。
ところで、気になるエコレベルだが当然アイドリングストップ機構を備えている。しかも、このマネージメントがすばらしい。
例えば信号待ちで前車に続いて停止したとしよう。当然そこでアイドリングストップ。しかしその後前車が少し前進したので合わせて前進。もちろんエンジンはかかる。
並みのアイドリングストップなら停止してもそのままエンジンはかかったままだけれども、CLAはどのような状況でも再度アイドリングストップをしてくれるのだ。
CLA180のJC08モード燃費は17.4km/L(C180は14.4km/L)と、高速域での燃費もかなりよさそうだ。追突のリスクを軽減するレーダー型衝突警告システム「CPA」や疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」を標準装備。安全への配慮はメルセデスならではだ。
ゴルフやV40、あるいはCクラスの購入を考えている人がCLAに変えるという人も出てくるのではないかと思う出来だった。
(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
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