中古市場で大人気!! 「マーチNISMO S」ファーストインプレッションプレイバック【10年前の再録記事プレイバック】

中古市場で大人気!! 「マーチNISMO S」ファーストインプレッションプレイバック【10年前の再録記事プレイバック】

 2023年6月24日に発表されたものの、その姿をなかなか現わさなかった日産のマーチNISMO。待つこと4ヶ月、ついに姿を表したその実力に驚いた!!!(本稿は「ベストカー」2013年11月26日号に掲載した記事の再録版となります)

文:編集部

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■1.5Lエンジン搭載&専用サスの「マーチNISMO S」 に興味津々!!!

マーチNISMOの走りが初公開された!
マーチNISMOの走りが初公開された!

 2023年6月24日に発表されたものの、その姿をなかなか現わさなかったマーチNISMO。発売は12月で、「現在鋭意開発中」。

 マーチNISMOにはベース車と同じ直3、1.2Lエンジン+CVTを搭載するシャシーチューン中心のモデルもあるが、やっぱり気になるのは116ps/15・9kgmを発揮する1・5L、直4+5MTを搭載する「マーチNISMO S」だろう。

 このエンジン、カムプロファイルや圧縮比アップ、排気系までファインチューン。気持ちのいい吹け上がりが味わえるというのだから期待が高まる。

NISMOロゴの入る専用形状スポーティシート、アルカンターラ/本革巻きステアリングなどを採用するインテリア
NISMOロゴの入る専用形状スポーティシート、アルカンターラ/本革巻きステアリングなどを採用するインテリア

 シャシーは専用チューニングされたバネ&ダンパー、メンバーステーやフロアトンネルステーなどの追加により強化されたボディによるファン・トゥ・ドライブなハンドリングを狙っている。

 効果的なエアロパーツによりダウンフォースとゼロリフトを実現するなど、NISMOならではのチューニング。

タイヤは205/45R16のポテンザRE-11。控えめなルーフスポイラーは高い空力性能を発揮しゼロリフトを実現。マーチがスポーティに変身した
タイヤは205/45R16のポテンザRE-11。控えめなルーフスポイラーは高い空力性能を発揮しゼロリフトを実現。マーチがスポーティに変身した

 で、走りのシーンだけど、小気味いいエキゾーストノートが気持ちよく、コーナリングも姿勢が安定していて「これがあのマーチ!?」と思うほど。

 177万300円と安くはないけど、本格派の走りを楽しめる!

10.5に高められた圧縮比、カムプロファイルの変更などにより気持ちのいい吹け上がりを実現する1.5L、直4は116ps/15.9kgm
10.5に高められた圧縮比、カムプロファイルの変更などにより気持ちのいい吹け上がりを実現する1.5L、直4は116ps/15.9kgm
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■日産 マーチNISMO S主要諸元

・全長:3870mm
・全幅:1690mm
・全高:1495mm
・ホイールベース:2450mm
・車重:1010kg
・エンジン:直列4気筒DOHC、1498cc
・圧縮比:10.5
・最高出力:116ps/6000rpm
・最大トルク:15.9kgm/3600rpm
・トランスミッション:5MT
・価格:177万300円

(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)

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