世界最後のV10は驚異の加速!? 二度と出ないランボ! ウラカンSTOの咆哮


■内燃機関で思いっきり楽しめるランボルギーニは最後になるのか!? 

公道を走れば目立つこと必至! その見た目以上に、中身は本物だ

 筆者、プロレーシングドライバーの視点からもう一つ注目すべきモノがある。リアウィングだ。奇抜で宇宙観の漂うデザインだが、この2枚の翼。上面翼を3段階にセットすることができる。最大13%車体の空力バランスを変更できるのだ。

 今回の試乗ではハイダウンフォースセッティング。これウラカン・ペルフォルマンテ比でダウンフォースが53%もアップしているとのこと。それゆえ300Rはもちろん全開! 100Rももっと攻め込みたい誘惑に駆られた。つまり、もう完全にレーサー的脳内活性ホルモンが大放出だったのだ。正直、中高速コーナーがちょっとアンダーステア気味だったので、リアウイングをレスダウンフォース仕様に変更してもう一度走りたかった。そうすれば300km/h出てしまうかも⁈

 ま、これは購入するオーナーのお楽しみだろう。

 しかし、電動化! SDGs! カーボンオフセット! と呼ばれる今にあって、電動化ナシ、自然吸気大排気量マルチシリンダーで思いっきり楽しめるランボルギーニは、もしかしたらSTOが最後かもしれない。CO2排出量331g/km。スペックを考慮すれば少ないけれど331g/kmは331g/kmである。いやいや、良いじゃないですか!100万台も走るわけじゃなし。やっぱり内燃機関は楽しい。

もともとレーシングドライバーである著者(松田秀士)
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