サーキットでも速い究極のロードカー
試乗したGT-R プレミアムエディション Tスペックは、特別装備として、専用のカーボンセラミックブレーキをはじめ、樹脂製に対して重量が約半分となるカーボン製リアスポイラー、専用セッティングのサスペンションそして専用開発されたブロンズ塗装されたレイズ製アルミ鍛造ホイールを装着。
さらに外観では、専用拡幅フロントフェンダー(後部アウトレットダクト付)、専用拡幅フロントプロテクターそして前後にT-Specのバッジが貼られている。そしてエンジンカバーも専用のアイテムに変更されている。
インテリアでは、センターコンソールにT-Specのバッジが貼られているのをはじめ、専用キッキングプレート、ルーフの刺繍。加えて、専用内装色のコーディネートが施された専用インテリアとなっている。
GT-R プレミアムエディション Tスペックに乗ってまず感じたのは、静粛性の高さ。3.8L V6ツインターボエンジンのエキゾーストノートは車内にも入ってくるが、助手席に座る人との会話に全く支障がない。
そして、最もスゴイ!と感じたのは滑らかな乗り味。20インチという大径タイヤを装着したハイパフォーマンススポーツカーなのだが、神経質な部分は皆無。それでいて、信号待ちなどの発進から高いパフォーマンスをしっかりと感じられる。
今回は高速と一般道で約150km走行。高速が約100km、一般道が約50kmという割合だ。高速道路での身のこなしの鋭さと安定感はさすが!という言葉に尽きる。しかも素晴らしいのは路面が荒れていても安定感は全くスポイルされないことだ。
一般道も積極的に走行した。その理由は荒れた路面での低速域ではこの高い安定性も、少しは影を潜めるはずと思ったから。しかし全く杞憂に終わる。
路面の荒れた一般道でも安定感は抜群で気持ち良くアクセルを踏み操ることができる。まさに、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」クルマに仕立てられているのだ。
今回試乗したGT-R プレミアムエディション Tスペックの車両本体価格は1590万4900円。実際乗った印象としては、この価格はバーゲンプライス。すでにオートオークションに出品されたGT-R プレミアムエディション Tスペックは2500万円で落札されているとのこと。
煽るつもりは毛頭ないが、すでにGT-R プレミアムエディション TスペックはGT-R NISMOと同じ市場価値となっているのだ。100名の当選された方々。本当におめでとうございます。間違いなく一生モノのクルマと言える。
【ベースモデル】(恒常販売)
・GT-R Pure edition 10,828,400円
・GT-R Black edition 12,772,100円
・GT-R Premium edition 12,329,900円
・GT-R Track edition engineered by NISMO 14,636,600円
【特別仕様車】(100台の限定抽選販売ですでに完売)
・GT-R Premium edition T-spec 15,904,900円
・GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec 17,881,600円
【画像ギャラリー】爆上がり決定のR35型GT-R Tスペックの詳細画像を紹介(25枚)画像ギャラリー
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