■新兵器のKPCとは?
コーナリング中、クルマがロールすることで内側の後輪サスペンションは伸びている。KPCはこの内後輪にのみブレーキをかけることによってサスペンションを縮ませ、ロール角を少なくしようというもの。
ロードスターのリアサスペンションはマルチリンク式で、もともとアンチリフトのジオメトリーが採用されているので、ブレーキを掛けることによってこのような効果が得られるのだ。
KPCは0.3G以上の横Gで作動し、コーナリングの速さに応じて最大液圧0.3Mpaの強さで内後輪の1輪のみにブレーキをかける。旋回半径の違いによる内外輪の車輪速差をもとに制動力をコントロールするので、カウンターステアー状態でも適切な制動力を加えられる。
【番外コラム】ロードスター特別仕様車&追加グレード情報
●ロードスターNavy Top
Sレザーパッケージのブラックレザーをベースにダークブルーのソフトトップ、ボディ同色電動リモコン式ミラー、高輝度塗装16インチアルミホイールを装備した特別仕様車で、6MTが319万1100円、6ATが330万6600円。
ベースと同価格は魅力的。5月31日までの期間限定販売となる。
●ロードスターRF VS テラコッタセレクション
RFの VSグレードにシート、インパネ、ドアトリムステッチに新色のテラコッタ(イタリア語で焼いた土の色の意味)を採用した追加モデルで、非常にムーディに仕上げられている。価格は6MTが379万8300円、6ATが382万5800円。標準のインテリアカラーより4万700円高はお値打ち。
【画像ギャラリー】バネ下の軽量化でさらに走りが気持ち良くなったマツダ ロードスター990S(27枚)画像ギャラリー
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