新型シビックe:HEVに「エンジンの鼓動」を感じた!! ピュア内燃機関モデルと勘違いする人がいそう!!?

■大きなアップダウンや深いコーナーではハイブリッド車屈指の面白さ

直4、2Lエンジンは直噴化されただけではなく、アコードやCR-Vのものとはボア×ストロークなども異なる、根本的な新開発で、最大熱効率41%
直4、2Lエンジンは直噴化されただけではなく、アコードやCR-Vのものとはボア×ストロークなども異なる、根本的な新開発で、最大熱効率41%

 新型シビックのもうひとつの魅力はシャシー・プラットフォームの出来がいいこと。約100kg車重増のe:HEVでもその魅力は健在だ。

 ハンドリングは上質なスポーツセダンのお手本。正確なステアフィール、追い込んでも粘る前輪の食いつき、パワーオフや外乱に対してしぶとく踏ん張る後輪グリップなど、俗に言う「懐の深い操安性」がドライバーに大いなる安心感を与えてくれる。

 試乗した伊豆サイクルスポーツセンターのコースは、大きなアップダウンや深く回り込んだコーナーなど変化に富んだレイアウトだが、こういったシチュエーションではハイブリッド車中1、2を争う面白さといっていい。

 1.5Lターボではやや硬さが見られた乗り心地に関しても、車重の増加とタイヤの違いが影響したのか、よりしっとりしてイイ感じ。

 セダンらしい快適さと静粛性も一級品のレベルに仕上がった。

 ホンダのハイブリッドはどんどん進化している。それを実感した新型シビックe:HEV試乗でした。

ホンダ新型シビック 主要諸元
ホンダ新型シビック 主要諸元
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