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■G63はソフトなタイヤでバランスをとっている【92点】

メルセデスAMG G63で走り出すと、コーナーでGがかかるとシートのサイドが張りだしてきて身体を支えてくれます。これはとても効果的。

左コーナーでは背もたれ右側のサイドサポート部がグゥゥと膨らんで身体が右側にずれないように抑え込んでくれます。

エンジンは強力です。なにしろV8、4Lツインターボで最高出力は585ps、最大トルクは86.7kgm。アクセルをグイと踏み込むとリアサスが沈み、あわせて柔らかいタイヤが変形しリアが大きく沈み、フロントが浮き気味になってしまいます。

スポーツモードのサスにしても真っ直ぐ走らず少しよれてしまいます。ちょっとやり過ぎ……? コンフォートモードにすると乗り心地はいいです。

タイヤの特性ともマッチングしています。トレッドとサイドウォールのたわみ方とサスペンションの動きが絶妙に合わせ込まれています。

固めのサスに柔らかいタイヤが絶妙にバランスをとっているというG63。少しやりすぎな印象も受けるという

スポーツモードにすると、サスが硬くなり、タイヤのたわみがクルマ全体の「よれ感」として伝わってきます。

このクルマ、タイヤを変えると操安性や乗り心地はまったく別のクルマと思えるくらい大きく変わってしまうと思います。

サスペンション自体はあまりストロークしておらず、コンフォートモードでもコツコツした入力を感じ、ちょっと硬いです。

相対的にソフトなタイヤの上下変形を使ってクルマ全体の操安性と乗り心地の動きとバランスを作りだしています。

今度機会があればAMGではない、標準モデルに乗って評価確認したいです。この仕様だとちょっとエキセントリックで、オフロード車としての総合的な評価には疑問が残ります。

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