■グレード違いも試乗してみると……
ちなみにオンロードでは別のグレードも試乗。メカニカルダンパー+20インチタイヤ(ヨコハマ)仕様の「プレミアム」はGXの基本素性をピュアに味わえるグレードで、ハンドリングと乗り心地(大きな入力以外)のバランスの良さと路面感受性の高さはGXベストと言っていい仕上がりで、オンロードにおけるオールラウンダー的な存在。
AVS+22インチタイヤ(ダンロップ)仕様の「ラグジュアリー」はFスポーツと言ってっもいいくらいレスンシブなハンドリング。アメリカの荒れた舗装路面ではヒョコヒョコした動きが気になったが、60-70km/hくらいから22インチタイヤを感じさせないフラット感とLXに匹敵する動的質感を実感。
22インチのカッコよさや利便性(GX唯一の電動ステップ付)も含め、路面状況が良い都市部メインで使う人なら満足度は高いと思う。
総じて言うと、オンロード/オフロードを万能なのはもちろん、、「誰でも」、「安心して」、「楽に」、「快適に」走る事ができる、“本物”のマルチパフォーマンスカーと言っていい。筆者はレクサスが目指す「二律創生」、「YETの思想」が、直感的かつかりやすく表現されているモデルだと思っている。
日本でのヒットは間違いないが、唯一心配なのは供給体制……。欲しい人にしっかり届けられる体制になることを期待。
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