【北海道には最強のスタッドレスを!!】北海道生まれの安心・安全のスタッドレスタイヤとはいったいなんだ?【PR】

■上り坂の途中で停車するというタブーをしでかす

 翌朝、魚市場のいくらに後ろ髪を引かれるながらいざ札幌へ。高速道路は除雪が行き届いており、本州と変わらない感じで走ることができる。

 このまま走っていても少し物足りない。少し寄り道して大草原のなかを走る道を目指してみた。

 あまり除雪が行き届いていないのだが、タイヤの性能を知るにはピッタリな場所だ。雪煙を巻き上げながら走る。

雪のなかを走り続ける。これはなかなか楽しい経験だ。普通の雪道ではなにも起きない、と思いたくもなるほどイージーなドライブが続く

 法定速度は50km/hだが、どうやら地元のドライバーたちの抜け道のようでペースはそこそこ速い。担当も至って順調に走る。コーナーなどでも横に滑るような感覚がなく、しっかりと路面を掴んで離さない印象だ。

 順調にクルマを走らせていると途中で交通の流れが滞ってきた。迂闊でした。上り坂の途中で止まってしまったのです。

 大きなSUVだけに発進時に後ろに下がらないのか不安になる。だって「上り坂の途中で止まるとヤバい」というのはなんとなく知っている雪道知識。

上り坂を進む。周囲からすれば雪道知らない人の典型的な走りだっただろう。タイヤに救われたものの、これは精進しなければ!!

 すごく距離を置いて坂道の頂上で止まっている前走車と、坂道の麓で止まっている後続車。きっと車内で「あいつやっちまったな」と嘲笑されているに違いない。

 とにもかくにもクルマを前進させるしかない。またミリ単位でアクセルを踏み込む。「ガッガッガガ」と空転を許すもののクルマは走り出す。

 凍結路面+上り坂という最強な環境でも発進はできた。もちろん上り坂で止まることは避けたほうがいい、のは言うまでもない。

 高速道路に戻り札幌に到着。いやはや、北海道は本当に大きい。もう夜やん。味噌ラーメンを求めて札幌の中心部を目指す。ところがある一定のエリアからどうも周囲のクルマの流れがゆったりとしている。

 交差点で信号待ちをする。対向車のタクシーが右折してくる。でもおかしい。まるで『頭文字D』のようなフルカウンターで後輪を空転させながら曲がってくる。

 こ、これがあの世界最強に手ごわいとも呼ばれる「札幌のブラックアイスバーン」なのか!!

■世界最強のブラックアイスバーンは実は札幌にあった!!

 タクシードライバーの技術を賞賛すべきなのかもしれないが、超低速ドリフト状態の右折に物理の法則が一瞬わからなくなる。

それと同時に一抹の不安がよぎる。この道何十年の地元のプロドライバーが苦戦している道を、ヒヨッコ雪道ドライバーが走れるのだろうか……。

黒光りを見せる札幌中心部の路面。凍結した路面に多くの交通量が重なりまるでスケートリンク状態

 周囲のクルマを見ていてもブレーキランプは点いているのにツーーッと滑走している。10mほど滑走するクルマを横に見ながら走りだす。

 今回の旅でもっとも緊張するシーンだ。さすがに少々の滑りは感じる。よく見れば凍結した路面の上にほんのりと水分がのっており、妙な輝きもある。

 これはタイヤのトレッドだけではどうにもできないだろう。なんせつかめるものがなさそうだ。

 事前にiceGUARD6の資料を読んだが、タイヤ表面の穴で水を吸水して滑りを減らすのがiceGUARD6だった。クルマ自体の電子制御も介入するほどの道だが、路面はまだ掴んでいる感覚はある。

 とはいえ、油断大敵。少しでもラフな操作は許されない。しかもすぐに信号だから止まる必要もある。弱めのブレーキをかけ始める。当然ながらクルマって止まらないほうが怖い。

 グーグッグッググ。タイヤが路面との摩擦を起こしている音がした。信号手前で停車。スケートリンクのような路面でも無事に発進、停止ができたのだ。

 吸水をして路面の水分を減らし滑りにくい路面を作る。理屈はわかっていても実体験すると感動するほどだ。思いっきり冷や汗をかいたあとは札幌ラーメンで締めることに。

多くの雪道がある北海道。千差万別の自然との共生には頼りになるスタッドレスタイヤが必要だ。iceGUARD6の実力は相当に高い

 トータルで450kmほど雪の北海道を走破したが、やはり相棒となるスタッドレスタイヤがしっかりしていないと不安で仕方がない。

 しかも北海道には新雪、圧雪、そしてブラックアイスバーンまで世界にもあまり類を見ないバリエーション豊かな雪道が揃っている。

 スーパーへの移動でも移動距離が長い北海道だけに、スタッドレスタイヤは信頼性抜群のiceGUARD6を選んでも損はないはずだ。

 というよりも、北海道・旭川生まれのiceGUARD6でないと怖くて運転できないんじゃないか、と本気で思った担当である。

それにしても北海道のご飯のおいしさはずるい!!

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