昨今「あおり運転」を起因とする衝撃的な事件が大々的に報道され、ますます「ドラレコ」の需要は伸びている。
でも多くのドラレコが買える状況で「どれを買えばいいの?」「画素数が多ければいいの?」と悩んでいる方も多いだろう。
そこでベストカーではカメラマン歴30年、ドラレコ歴4年(3機種購入)の筆者がユピテルの2カメラドライブレコーダー「SN-TW9500d」を徹底テスト。
百戦錬磨のカメラマンが感じたその印象はいかに?
文/撮影:池之平昌信(日本写真家協会JPS会員)【PR】
ベストカー2019年12月26日号
■事故が多い薄暮~夜間に強いドラレコを探せ!!
(1)とにかく夜に強い
明るい日中にきれいに撮れるのはもちろんだが、夕暮れ、夜間でもかなり明るく撮れる印象。
超広角レンズにありがちな画面の隅が暗くなる…なんてこともナシ。秘密は微弱な光を取り込めるよう大きなピクセルサイズ「2.9μm角」を採用しているから。
(2)画角が広い
水平方向で136度! 上下73度。運転中の自分の視界より広いので、ほぼ真横の見えにくい歩行者用信号機等まで映像として残せる超広角レンズ。これには驚愕だ。
(3)リアカメラもぬかりなし!
前後2カメラといってもリアの映像はひどい商品(おまけ程度)はけっこう多い。
フロント同様、広めの画角(水平122度・上下65度)でFULL HDなので、後方車両のナンバープレートまで判別ができるほど。9mのケーブル付属なので大きなクルマでも安心だ。
(4)モニター付きでコンパクト
本体をフロントガラスに取り付けることになるが、デカ過ぎて肝心の視界を妨げてしまうようではNGだ。
最後にカメラマンからアドバイス。カメラの性能というと「画素数」に眼が向きがちだが、暗いところでは同じ感度、同じサイズのセンサーならひとつひとつのピクセルサイズが大きい方が明るく撮れる。
その点、事故が多いとされる「薄暮〜夜間」の性能に長けた本機はお薦めできる!! 読者の皆様も「間違いのないドラレコ」を選んで安全運転快適ドライブを!!
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