ダンロップブランドの“シンクロウェザー”は一石〇鳥タイヤ!? 時間・財布・人にも優しいってどういうこと!? リアルなユーザー目線で次世代オールシーズンタイヤの真相に迫ってみた!!!!!
文:徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
マジで一石四鳥のタイヤってすごくない?
雪上を走るならスタッドレスタイヤが必要? 実はそうでもなくて、軽い積雪路や圧雪路ならオールシーズンタイヤで走れてしまう。しかし、従来品は氷上性能となると厳しい場合もあるというのが一般的な見解。
もちろん都心など雪の降らない地域であれば従来のオールシーズンタイヤで充分だけれど、豪雪地帯などに向かう際はやっぱりスタッドレスタイヤだよね、となるわけだ。
そんななか、あらゆる路面に順応するのが次世代オールシーズンタイヤ、ダンロップのシンクロウェザー。ドライ・ウェット・スノー・アイスの路面を走れる“一石四鳥”タイヤなのだ!!
ではなぜそれが実現できたのかといえば、肝となる「アクティブトレッド」技術が超大事。水や温度に反応してゴムの性質が変化する。新技術を駆使してサマータイヤとスタッドレスタイヤの性能を両立しているのだ。雪上で試していない筆者は疑心暗鬼だが、聞いた話では普通に走れちゃうとか。
ユーチューバーとしては時間が大切なの
では、“シンクロウェザー”を選ぶメリットは何だろう。ひとつは時間に余裕が生まれること。筆者の場合、9台ある愛車のうち4台を毎シーズンごとスタッドレスタイヤに交換している(編注:さすがユーチューバーだぜ)。
さらに自分で交換するから驚くほど時間を取られてしまうわけだが、シンクロウェザーならタイヤ交換の手間が一切なくなる。これだけでも非常に嬉しい。“タイパのタイヤ”を求める方はこれに決まりだ。
財布に優しいのも魅力のひとつ。スタッドレスタイヤを保有する場合、タイヤ代・タイヤ交換費用がかかる。さらに都心部のマンションなどに住んでいる人だと、ディーラへのタイヤ保管料などが必要で、年間で数万円の出費になることもしばしば。これは地味にキツイよ!!
一方、シンクロウェザーはタイヤ代とタイヤ組み替え費用しかかからない。5シーズン使うと仮定した場合のコストを比較すれば、シンクロウェザーに軍配が上がるのは「ほぼ確」!!!!
ホイールがなんだかダサくなるのよね
シンクロウェザーはクルマ好きにも優しい。スタッドレスタイヤを量販店などでホイールとセットになっているモノを買うと、デザインがイマイチ……というケースが多い。
筆者の愛車がまさにそれだが、見事にドレスアップした一台ならなおさら避けたいことのハズ。そんな時、シンクロウェザーならお気に入りのホイールに組み付けて、夏も冬も履かせることが可能。妥協しなくていいわけだ。
シンクロウェザーを履かせたベストカーの社用車レヴォーグを走らせてみた。ステアリングを切った瞬間のグニャッと感がなく、ブロック剛性の高さを感じる。
本当にオールシーズンタイヤなのか? これで本当に雪道や氷結路面を走れるのか? と不必要に心配するほどシッカリしていた。運転を楽しみたいクルマ好きも安心して選べるだろう。加えて、静粛性も高い。ゴーッとノイズが発生するイメージだったが、サーッと静かに転がる。
次は必ず雪道を走って“ウリ”を確認したいところだが、春先の都内某所で触れただけでもイイモノ感は伝わった。次世代オールシーズンタイヤ、アリじゃん。機会があれば愛車に履かせて試させていただきたい。
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