一昨年、名車セダンと呼ばれるメルツェデス(徳大寺先生リスペクト)のW124 Eクラスを購入した編集部塩川。E400のエンブレムはハッタリ仕様というバブリーなE280は、走行5万km、修復歴なしのワンオーナー。
今回はオートバックスからのお誘いで超最新鋭中古車売買アプリ「クルマのえん」を実体験してみることに。
40万円で購入した愛しのW124はいくらになるのか気になって査定も含めてお願いしてみた。査定も出品もお気軽なのに、安心感高い中古車売買の結果はいかに!?
文/写真:ベストカーWeb編集部 塩川【PR】
■やっぱりジャーマンセダンの傑作は最高だぜ
仕事柄いろいろなクルマに乗る塩川。もちろん最新のクルマもいいのだけど、やっぱり徳大寺有恒先生や、自動車ギョーカイの諸先輩が「これは名車だぜ」と言ってきたクルマたちには一度は乗っておきたい。そんな思いが根底にある。
ベストカーに就職してというもの、シビックタイプR(FK2)、ジムニー(JA11)、BMW M3(E46)、そして今回の主役であるW124 Eクラスを中古車売買で微妙な利益を出しつつ購入。
もちろんW124がファーストカーだ。通称「ゲルマンスピリット号」と呼ばれている(自分だけ)このクルマは、走行距離5.5万km、ワンオーナー、修復歴なしで購入。前期型信仰の強いW124にあって1994年式の後期型は不人気かもしれない。
そもそも近年のW124はかなり相場が上がっているのだが、ぷらっと入った東海地方の中古車店でなんと50万円のプライスタグがついていた。しかしながらいわゆる「納屋モノ」。前オーナーが亡くなった後、納屋で7年間眠っていた個体。
これがフェラーリなら積もり重なった埃だけでかなりの価値になるのだが、W124にはそんな価値はまだなかったらしい。燃料ポンプは壊れ、燃料タンクは腐食しているなど安いにはワケがあったってこと。
そこからDIYで燃料系統をリフレッシュ、ポリッシャーで磨きあげ10年ぶりにピカピカになった。納屋モノだから車内の腐食もないし、もうまるで新車(言い過ぎ)。前オーナーもきっと遠い空の上から喜んでくれるはず。
エアコンやブレーキの整備などショップに依頼した作業を入れると維持費は100万円くらいはかかっているのだが、それでも150万円と思えば安いと信じている。妻からはものすごく怪訝な顔をされるのだけど。
まあ前オーナーの意志を引き継いだ大事なクルマだから、まだまだ長く乗るつもりだ。
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