■STEP2/コーティング剤「超耐久クリアガラスコート」を塗る
黄ばみやくもりが除去されたら、充分に乾燥したのを確認して仕上げの超耐久クリアガラスコートを塗る。
当然だが、砂や埃が付着する可能性がある風が強い日や、外気温が5℃以下の状況では薬剤の反応が鈍く被膜が形成されにくくなってしまうので、施工しないことだ。
そう、LOOX ヘッドライト クリア&プロテクトの場合、ガラスコートがセットになっているのも大きな特徴だ。
シリコン系の被膜と比べ、ガラスコーティングは被膜が硬く耐久性が高い。細かいキズを埋めて透明度を高めてくれる効果も期待できる。
さらに強力なUVカット剤が配合されているので、ヘッドライトレンズが紫外線によって再び黄ばんだりくもってくることを防いでくれるのだ。
■1、2/コーティング剤を取り、塗る
■1、2/付属の専用クロスを使っても塗り方によっては表面に泡が発生してしまう。そのまま乾燥させてしまうとクレーター状の凸凹になってしまうかもしれないので気を付けよう。
1方向にスーッと塗り、もし泡ができてしまったらレンズの端まで泡を移動させるようにすれば取り除けた。
■3/乾かす
■3/コーティング剤取り扱いの基本として、施工後は水分に触れさせずに硬化させる、というものがある。
この超耐久クリアガラスコートも例外ではなく、施工後12時間は雨などの水分に触れさせないことが重要で、24時間で被膜は完全硬化する。
また残った薬剤も空気に触れていると硬化してしまうため、保存するにはキャップを締める前に容器表面のコーティング剤を拭き取り、しっかりとキャップを締めておくことだ。
■ついに完成! こすって落とす商品と違って簡単に塗れて効果が最長2年も続く!
■完成/乾燥後に仕上がりをチェックしてみると表面の細かいキズをカバーしてくれて、透明度がかなり戻った印象がある。これが長期間続くのであれば、作業した甲斐があるというものだし、非常にコストパフォーマンスが高いと思える。
もし仕上がりがいまひとつでムラなどが気になる場合は、コーティング施工後20分以内であればディープクリーナーでコーティングを落として再度、超耐久クリアガラスコートを塗ることができる。
しかし20分以上経過した場合は、24時間後に完全硬化した被膜を細目のコンパウンドなどで磨いて取り除き、ディープクリーナーで再び下地を作る必要がある。それくらい強力なケミカル剤なのだ。
黄ばみ落とし効果の高さと何度も繰り返せる作業性、そして高い保護効果から、普通に黄ばんだり白化しているヘッドライトのクルマはもちろん、駐車場の関係で片側だけ強く黄ばんでいたり曇っているヘッドライトには、左右バランスの矯正にも効果絶大だろう。
洗車が好きな人は、洗車時にこうしたケミカルを駆使して愛車をキレイに仕上げることを無上の楽しみにしている人も少なくない。そんな人でも美しい仕上がりが長期間保てるなら、そうした商品を選びたいハズだ。
つまり洗車好きにも、普通のクルマ好きにもお勧めできるヘッドライトの復活剤がLOOX ヘッドライト クリア&プロテクトなのだ。
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