冬将軍到来!! YOKOHAMAアイスガード6の圧倒的氷雪性能〈後編〉【PR】

 昨シーズン新商品として、新開発左右非対称トレッドパターンを採用し、さらに新開発トレッドゴムを搭載するなど、全面的にフルモデルチェンジして登場した『アイスガード6』。

 高評価を得ていた従来品、『アイスガード5プラス』に対し氷上制動を15%引き上げ、さらにウエット制動性能を5%高めるなど、トータル性能を大幅に引き上げているのがポイントだ。

 その性能については前回のレポートでお伝えしたとおりだが、今一度おさらいしておこう。

■新開発「プレミアム吸水ゴム」の実力

 スタッドレスタイヤの性能は、特にアイス性能を高めることに注力されて進化をしてきた。横浜ゴムではトレッドゴムに吸水性能を持たせるとともに、低温下でも柔軟性を保つゴム開発などのゴム技術と、エッジとサイプの最適化によるパターン技術により、アイス性能を高めてきた。

『アイスガード6』はスタッドレスタイヤに求められる基本的な性能であるアイス性能、スノー性能をしっかりと引き上げながら、さらにウエット性能やロングライフ性能の向上にも取り組んでいる

 特に最新の『アイスガード6』では新マイクロ吸水バルーン、エボ吸水ホワイトゲルによる氷上の水膜除去に加え、シリカを大幅増量した新開発トレッドゴムを採用。シリカはゴムにしなやかさを持たせる材料で、氷上面の微細な凹凸にもしなやかに変形して接地面積を大きく保つ特性がある。また、シリカ配合量を増やすことで凝着摩擦力が増えるため、ウエット性能も引き上げられるというメリットもある。

 ただ、シリカはゴムとの混合が非常に難しい素材のため(水に油を混ぜることが困難であることをイメージしていただきたい)、この配合技術こそが横浜ゴムの独自技術のキーとも言えるのだ。

 大量のシリカを分散してきれいに配合するために採用されたのが「ホワイトポリマー」と呼ばれる新素材。これにより「アイスガード5プラス」に対し、約6%の吸水性能向上を果たしている。

 一方、ホワイトポリマーは従来から採用されていたブラックポリマーに対し、しなやかさを長く保つ性能に劣り、これを補うために「オレンジオイルS」を配合。

 これらにより、高い吸水性を発揮しながら、しなやかさを長く保つゴム『プレミアム吸水ゴム』が新開発されたのだ。

 このゴム性能は、前回お伝えしたように、テスト用に特製された溝のないスリックタイヤ状態でも氷上でしっかりとグリップすることを確認している。つまり、ゴムの性能だけでも充分に氷雪路でのグリップ性能を引き出すことができる、ということだ。

左右非対称の特徴的なトレッドパーターン。向かって左がイン側で、リブ基調のパターンデザインとして接地面積を拡大しながらエッジ成分を増加させている。一方向かって右側がアウト側となり、2列目ブロックを大型化することで接地面積を拡大。主溝をジグザク化することで溝エッジを増加させ、スノー性能とウエット性能を引き上げている

■背反するアイス性能とウエット性能を両立させた『アイスガード6』

 ゴムの面でもアイスと性能とウエット性能は二律背反事項で、この両立には大きな技術的な壁が立ちはだかっている。

 さらにトレッドパターンの分野でも同様で、この両者を両立させて引き上げていくことは技術的なハードルが非常に高い。

『アイスガード5プラス』では氷上性能とウエット性能をウェルバランスさせるトレッドデザインを採用していた。

アイスブレーキ制動性能は従来の『アイスガード5プラス』に対し15%引き上げられた

 こうした知見をベースに『アイスガード6』では左右非対称パターンとしながら、イン側には氷上グリップを高めるための、接地面積を大きくしながらエッジ成分を増加させるパターンを作りながら、アウト側では溝エッジを増加させるデザインを採用。雪上グリップとウエット性能を高めるパターンを完成させたのだ。

 また、ブロックに細い溝を刻むサイプは、どうしてもブロック剛性を低下させるので、サイプ内部の形状に工夫を凝らすことで互いに支え合い、倒れ込みを防ぐ3Dサイプ技術が開発された。

 最新バージョンは『クワトロピラミッドディンプルサイプ』と呼ばれる複雑な4つ折りサイプにディンプルを加えたもので、効果的にブロックの倒れ込みを抑え、トレッド面の変形を抑制して接地面積の減少を最小限にとどめる。

 前回のレポートで『アイスガード5プラス』のゴムを使い『アイスガード6』のトレッドパターンを搭載したテスト用タイヤでの話をしたが、同じゴムでもパターンの違いで氷雪路性能が確実に高まっていることを確認できた。

 商品化された『アイスガード6』は。この新開発トレッドパターンと新開発ゴムの採用により、高い氷雪路性能とウエット性能を引き出しているのである。

溝のないスリックタイヤに『アイスガード6』のゴムを搭載したテスト用タイヤでアイス路面やスノー路面を走行。ゴム自体のグリップ力でしっかりと走れることを確認した

■ウエット性能は確実に高まっている

 北海道や東北の極寒冷地であればあるほど、冬期の除雪は行き届いており、特に都市部であれば数日雪が降らない日が続くと、あっという間に路面はドライとなるが、路肩に積み上げられた除雪された雪が日中に溶け出して、路面はウエット状態となっていることが多い。

 また関越道や中国道、北陸道などの降雪区間では、融雪剤が散布されることで、冬期はウエット状態となっている区間がほとんど。スタッドレスタイヤが走行する場面でウエット路面というのは思いのほか多いのだ。

吸水性と密着性を高めた新開発ゴムと、接地面積及び溝エッジ成分を高めた新開発トレッドパターンの採用により、ウエット路での接地感が高まり、長距離の高速ドライブでのストレスが大幅に低減される

『アイスガード6』を『ベストカー』編集部所有のトヨタMIRAIに装着して雨の高速道路を走行。前走車が水しぶきを巻き上げる程度のウエット状態の路面だと、一般的なスタッドレスタイヤでは、夏用タイヤに比べるとハイドロプレーニングが発生しやすくなる。『アイスガード6』ではステアリングの感覚から確実な接地感を得ることができ、高い安心感を実感。しっかりとタイヤが路面を捉えていることが確認できた。

 これならば、冬期高速道路での長距離移動時に感じるストレスは大幅に低減されるだろう。

 また『アイスガード6』は、もともと低転がり抵抗性能では高く評価されていた『アイスガード5プラス』よりもさらに転がり抵抗も低く抑えられており、一般的な低燃費サマータイヤ級の低転がり抵抗を実現している。

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