■ウエット性能は確実に高まっている
北海道や東北の極寒冷地であればあるほど、冬期の除雪は行き届いており、特に都市部であれば数日雪が降らない日が続くと、あっという間に路面はドライとなるが、路肩に積み上げられた除雪された雪が日中に溶け出して、路面はウエット状態となっていることが多い。
また関越道や中国道、北陸道などの降雪区間では、融雪剤が散布されることで、冬期はウエット状態となっている区間がほとんど。スタッドレスタイヤが走行する場面でウエット路面というのは思いのほか多いのだ。
『アイスガード6』を『ベストカー』編集部所有のトヨタMIRAIに装着して雨の高速道路を走行。前走車が水しぶきを巻き上げる程度のウエット状態の路面だと、一般的なスタッドレスタイヤでは、夏用タイヤに比べるとハイドロプレーニングが発生しやすくなる。『アイスガード6』ではステアリングの感覚から確実な接地感を得ることができ、高い安心感を実感。しっかりとタイヤが路面を捉えていることが確認できた。
これならば、冬期高速道路での長距離移動時に感じるストレスは大幅に低減されるだろう。
また『アイスガード6』は、もともと低転がり抵抗性能では高く評価されていた『アイスガード5プラス』よりもさらに転がり抵抗も低く抑えられており、一般的な低燃費サマータイヤ級の低転がり抵抗を実現している。
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